デュセン 「とりあえず今どういう状況になってるのよ?」
カズキ 「ソーイチローがブックツリーの本気だね」
レス 「へー、ソーイチロウもドラマCDに出たいのかー?」
甘粕 「勘違いしてもらっては困る。僕は単にドラマCDに出たいのではない。
殺人の容疑をかけられた教官を救いたいんだ」
ヒジリ 「んなのオレだってそうに決まってるだろ!」
カズキ 「みんなティーチャーを助けたいのさ」
フェル 「よくわかんねぇけどよ、かわい子ちゃんを助けるってんなら オレがやるぜ!
つーか前のドラマCDでもオレは元々それがやりたかったんだぜ!」
ヒロ 「それがなぜかワカメを被った大女を助けちゃったんだよね」
ユゥジ 「俺が悪い訳じゃないだろ!」
タクト 「安心しろソーイチロウ。彼女のことはこの僕が責任をもって助け出す。
だからとっとと辞退するんだ!」
甘粕 「なんだそれは!後半の説得が随分おざなりじゃないか!」
ヨウスケ 「ソーイチロウ、ゴーヤは俺が倒す!そして彼女を救ってみせる!
だから安心してそのメガネを置くんだ」
甘粕 「なぜ “その剣を降ろせ” みたいな感じで言うんだ!
僕は別にメガネをかけることによって臨戦態勢になる訳ではない!
そしてゴーヤと戦うのを前提に話を進めるな!」
ヒジリ 「んだよオマエわがままだな。わかったわかった、そんなに言うならメガネ貸せ。
メガネ置いといてやっから、したらソーイチロウが出演してるのと同じじゃね?」
甘粕 「同じな訳がないだろう!なぜメガネという個体が僕本人と認識されるんだ!
そもそもこれはドラマCDだろう。メガネが置いてあったところで
一体誰が気づくというんだ!」
ヒジリ 「んだようるせーな。じゃあたまに耳ひっかける棒んとこ
パタパタ閉じたり開いたりして音出しといてやるから」
甘粕 「ネジが緩むから止めろ!そして棒ではない。正式名称はテンプルだ!!」
ヒロ 「ちょっとみんなやめて!これ以上ソーイチロウくんにつっこませないで!!」
ユゥジ 「そうだ!ツッコミ要員が増えると俺やヒロの強みがなくなるんだ!」
デュセン 「ヒロちゃんやユゥジにとっては死活問題よねー」
甘粕 「確かにもし僕が出演するのであれば、確実にツッコミ枠は埋まるな」
ユゥジ・ヒロ「!!!」
甘粕のツッコミ披露によりツッコミ枠の危機を感じるユゥジとヒロ。
しかしボケとのバランスは必要。今回のドラマCDは一体
何人のツッコミ要員が必要なのだろうか……