2010年11月 のアーカイブ

2010年11月29日

リュウキュウ・インシデンツ その10

category:SSS

ユゥジ   「あぁ……今回のドラマCDは留守番かぁ」

ヒロ     「前回のタクトとカズキの気持ちがわかったよ」

タクト    「なにを言っているんだユゥジ!失踪するヒロはともかく

        ユゥジにはしっかり倒れていてもらわねば困る!」

甘粕    「倒れるユゥジのそばにゴーヤが落ちている設定だからな」

ユゥジ   「俺しゃべらないのにずっとその場にいるの!?まったく出ないよりヒドいな!」

ヨウスケ  「そうか……ゴーヤと相打ちになったのはユゥジだったのか。

                       つまりこれはユゥジの弔い合戦か」

ユゥジ   「ええ!相打ち説まだ生きてるの!?俺の戦闘能力ゴーヤと五分!?」

タクト    「そうか!相打ちということはユゥジの戦闘能力は

        ゴーヤ1体と同等ということか!」

ユゥジ   「そうか!じゃねーよ!!俺命かけて倒せるのゴーヤ1体だけ!?」

ヒジリ   「じゃあ、これからみんなの戦闘能力を表す時はユゥジだけ

       ゴーヤのマークでよくね?他のみんなはちゃんと数字だけど」

カズキ   「1ゴーヤだね」

ユゥジ   「おかしいだろ!みんな数字で表示されてるところ、なんで俺だけ

        ゴーヤのイラストなんだよ!それ俺弱すぎだろ!!」

ヒロ     「よかったねユゥジ。そのゴーヤのイラスト僕が書いてあげるね」

ユゥジ   「ヒロまで何言ってんだ!みんなして死人に鞭うつようなマネすんなよ!

                      って自分で死人って言っちまったよ!俺まだ死んでねーよ!!」

カズキ   「うーん、ユゥジのセルフツッコミも見納めだと思うとベリーにサッドだね」

 

ユゥジ   「それよりもお前ら、アキラの心配しろよ!(俺の)殺人の容疑で

                      拘束されるんだぞ!」

アキラ   「そうだったわ……わたしは本当にユゥジくんを殺してしまうのかしら……」

ヒロ     「アキラさん……」

カズキ   「ティーチャーの容疑はミーたちが晴らすよ」

ヒジリ   「ああ!真犯人を捕まえてやるぜ!」

タクト    「ちょっと待つんだ!殺されたのがユゥジとなると話が変わってくるぞ」

ヨウスケ  「どういうことだ?」

タクト    「アキラがユゥジを殺したとなれば、それは間違いなく正当防衛だろう!」

IS      「!!!」

タクト   「アキラが故意にユゥジを害したとは到底考えられない。

                    ともすればそれは致し方ない状況だったに違いない」

ユゥジ   「いやいやいやいや、タクト何言ってんだよ」

ヒジリ   「ユゥジてめぇ!アキラに何したんだ!!」

ヒロ     「ユゥジ最低!!」

カズキ   「ティーチャーがあまりに気の毒だよ」

ヨウスケ  「ユゥジ……覚悟は出来ているな」

ユゥジ   「ええええ!!!ちょっと待てーー!!」

タクト     「つまり彼女に必要なのは真犯人の存在ではない。

                      正当防衛を立証するだけの証拠と腕のいい弁護士なんだ!」

ユゥジ   「すでに話の趣旨が全く違う!!」

 

デュセン  「ね、この面子だとボケのデフレでしょ?ツッコミが追いつかないわよ」

甘粕    「……この面子でツッコミを期待できるのはヒジリだけか」

 

但馬    「てかみなさんグランバッハの存在を忘れていませんかー?

        教官と接触させていいんですかー?」

駿河    「教官が心配……」

近江    「くっ、甘粕さん本当にしっかりして下さい!!」

 

12月29日にコミケとREDイベントで先行発売される今回のドラマCD。

一般発売は1月12日となります。それに先駆け一部店舗様にて本日より

ドラマCDの予約が始まりました。今後公式でも通販の方開始する予定です。

コミケやREDイベントにいらっしゃれないユーザー様は是非通販や店舗様にて

ご購入いただければと思います!

2010年11月28日

リュウキュウ・インシデンツ その9

category:SSS

アキラ   「みんな!ドラマCD第二弾のジャケットがきたわ!」

ヒジリ    「どうだった!?アキラ!」

ヒロ     「ボクたちISのうち誰がジャケットにいなかったの?」

アキラ   「それが……ジャケットにはIS全員いたわ」

タクト    「なんだと!ということはISは全員参加できるのか!?」

甘粕    「そんな馬鹿な!」

アキラ   「……ただ、IS以外の人もいたわ」

IS        「!!!!」

ヨウスケ  「予期せぬ来訪者と合宿に参加している同行者か」

ユゥジ   「ということは、やっぱりISのうち2人は出れないってことか!」

カズキ   「今回もミーとタクトだったらミーは天に召されてしまうよ」

タクト     「そんなことあってたまるか!アキラ発表を頼む!」

甘粕    「教官!ジャケットの公開をお願いします!」

アキラ   「わ、わかったわ!今回のドラマCDの出演者はこの人たちよー!!」

 

doramacd1 

 

ユゥジ   「うわぁぁぁああああああ!!!!俺か!俺が殺されるのか!!」

ヨウスケ  「IS以外の人間は、甘粕と……これはグランバッハか!?」

甘粕    「よしっ!よしっ!!よぉおしっ!!」

但馬    「甘粕さん、グランバッハが出るっていうのに、自分の出演で

        舞い上がっちゃってるね」

駿河    「教官が心配……」

近江    「甘粕さん!しっかりして下さい!!」

デュセン  「サブスタンスがひとりも出ないなんて……まさかの0S!」

 

タクト    「ちょっと待て!ユゥジが殺されるのはいいとして、ひとり多いのではないか?」

ユゥジ   「いいのかよ!俺が殺されるのはいいのかよ!?」

ヒロ     「確か、失踪する人がいるって言ってたよね?」

ヒジリ   「ということは、ユゥジとその失踪する人間が今回出ねぇってことか」

カズキ   「このジャケットのミーはなんだかちょっぴり怪しいメンだね」

ヨウスケ  「それはいつものことだろう」

タクト    「ちょっと待て!ユゥジの頭に怪しいメモが貼ってあるぞ!」

ヒジリ   「この字体……加えてこの内容、間違いねぇ失踪するのはヒロだ!」

ヒロ     「ええええ!!そんな、僕失踪なんて無理だよ!嫌だよ!ドラマCD出たいよ!」

デュセン  「ヒロちゃん!!ひとりで失踪なんて出来る?アタシもついていこうか?」

ヨウスケ  「ヒロ、3日分の弁当を作っておいてやる。持っていけ」

ヒジリ    「もうそれ失踪じゃなくね?ただの旅行じゃね?」

ヒロ     「アキラさん!僕失踪なんてどうすればいいの!?心細いよ!」

アキラ   「ヒロくん……」

タクト     「ヒロ、とりあえず北を目指すんだ!もしくはフジの樹海にむかえ!」

カズキ   「タクトの失踪イメージはノースかフジの樹海なんだね」

デュセン  「それにしても今回ユゥジとヒロちゃん欠席なんて、ツッコミ的に大丈夫?」

甘粕    「そのための僕だ」

ユゥジ   「いやいや、ソーイチロウ、今回は前回出れなかったタクトとカズキがいる」

ヒロ     「特にタクトはジャケットからしてすでにはしゃいでる感が出てるし」

デュセン  「今回特に大暴れするわね。そんな彼らをソーちゃんだけで抑えられる?」

甘粕    「くっ……」

 

 

というわけでついに発表されたドラマCD第二弾の出演者。

ヨウスケ/タクト/カズキ/ヒジリ/甘粕/グランバッハ

お休みはユゥジとヒロだった。つっこみ的に不安が残るこの面子。

ちゃんとしたドラマCDになるのであろうか。

2010年11月27日

リュウキュウ・インシデンツ その8

category:SSS

デュセン  「でもソーちゃんがいたところで、他が全部ボケだとキツイわよ」

ユゥジ   「そ、そうだよな、やっぱりツッコミは最低2人は必要だよな」

ヒロ     「そんな……じゃあもし、本当にソーイチロウくんが選ばれたら

        ユゥジとボクで争うことになるの?そんなのボクいやだよ!」

ユゥジ   「ヒロ……」

タクト    「確かにツッコミ要員が増えるのは僕にとっても死活問題だ」

ヒジリ   「いや、オマエには関係ねーよ」

デュセン  「タクト、あなたはまごうことなきボケよ」

タクト    「なにっ!」

カズキ   「タクトのボケはブリリアントに輝いているのさ!」

ユゥジ   「とにかくソーイチロウのリードを止めねぇと、俺もヒロと争うのは勘弁だぜ」

ヒロ     「う、うん。そうだよね」

カズキ   「サブスタンスたちはノーヘルプだったしね」

ヨウスケ  「なら、あいつしかいないんじゃないか?」

タクト     「そうだな」

ヒジリ   「だな」

甘粕    「なんだ、教官か?それとも石寺長官か?」

ヒジリ    「いんや、コイツだー!!」

但馬    「どうしたんですかー?また甘粕さんがなにかやってくれちゃったんですか?」

甘粕    「た、但馬!?な、なぜ僕の対策要員が但馬なんだ!り、理由がわからない!」

ユゥジ   「その割には結構動揺してるよな」

ヨウスケ  「ソーイチロウ無効化だ」

甘粕    「な、なんだと!」

タクト    「さぁ!いつものようにソーイチロウの尊厳を踏みにじるんだ!」

ヒジリ   「尊厳を踏みにじるって、ひでーな」

近江    「あ、あのスミマセン!折角の但馬ご指名なのですが……」

ユゥジ   「どうしたんだ?」

駿河    「もう、きてました……」

カズキ   「ホワットになにがきてたんだい?」

但馬    「ドラマCD第二弾のジャケットですよ」

IS       「!!!」

タクト    「な、なんだと!!」

ヨウスケ  「本当か!?」

ヒロ     「ジャケット見たら誰が出るかひと目でわかるって聞いたけど……」

ユゥジ   「で、どうだったんだ!?」

タクト     「ちょ、ちょっと待てーー!!こ、ここ、こころの準備が必要だろう!!」

カズキ   「そうだよ、ミーとタクトは今回こそ出ないとなんだよ!」

ヒジリ    「今回はいきなり全員発表なのかよ!」

ヨウスケ  「唐突だな」

甘粕    「僕は?僕は出ていたか!?」

近江    「それが、俺たちもまだ見てはいないんです」

駿河    「今教官が持ってきます」

但馬    「といいますか、甘粕さんが本気すぎて僕たちヒキぎみです」

甘粕    「というのを本人にむかって言うな!!」

 

アキラ   「みんなー!ドラマCD第二弾のジャケットがきたわよー!!」

IS&甘粕 「!!!!」

 

ついにドラマCD第二弾 「リュウキュウ・インシデンツ」のジャケットがきた!

今回の出演は一体誰なのか!?いよいよ明日ジャケットが公開される……

2010年11月26日

リュウキュウ・インシデンツ その7

category:SSS

デュセン  「とりあえず今どういう状況になってるのよ?」

カズキ   「ソーイチローがブックツリーの本気だね」

レス     「へー、ソーイチロウもドラマCDに出たいのかー?」

甘粕    「勘違いしてもらっては困る。僕は単にドラマCDに出たいのではない。 

        殺人の容疑をかけられた教官を救いたいんだ」

ヒジリ    「んなのオレだってそうに決まってるだろ!」

カズキ   「みんなティーチャーを助けたいのさ」

フェル    「よくわかんねぇけどよ、かわい子ちゃんを助けるってんなら オレがやるぜ!

                       つーか前のドラマCDでもオレは元々それがやりたかったんだぜ!」

ヒロ     「それがなぜかワカメを被った大女を助けちゃったんだよね」

ユゥジ   「俺が悪い訳じゃないだろ!」

 

タクト    「安心しろソーイチロウ。彼女のことはこの僕が責任をもって助け出す。

                     だからとっとと辞退するんだ!」

甘粕    「なんだそれは!後半の説得が随分おざなりじゃないか!」

ヨウスケ  「ソーイチロウ、ゴーヤは俺が倒す!そして彼女を救ってみせる!

        だから安心してそのメガネを置くんだ」

甘粕    「なぜ “その剣を降ろせ” みたいな感じで言うんだ!

        僕は別にメガネをかけることによって臨戦態勢になる訳ではない!

        そしてゴーヤと戦うのを前提に話を進めるな!」

ヒジリ    「んだよオマエわがままだな。わかったわかった、そんなに言うならメガネ貸せ。

        メガネ置いといてやっから、したらソーイチロウが出演してるのと同じじゃね?」

甘粕    「同じな訳がないだろう!なぜメガネという個体が僕本人と認識されるんだ!

        そもそもこれはドラマCDだろう。メガネが置いてあったところで

       一体誰が気づくというんだ!」

ヒジリ   「んだようるせーな。じゃあたまに耳ひっかける棒んとこ

                     パタパタ閉じたり開いたりして音出しといてやるから」

甘粕    「ネジが緩むから止めろ!そして棒ではない。正式名称はテンプルだ!!」

 

ヒロ    「ちょっとみんなやめて!これ以上ソーイチロウくんにつっこませないで!!」

ユゥジ   「そうだ!ツッコミ要員が増えると俺やヒロの強みがなくなるんだ!」

デュセン  「ヒロちゃんやユゥジにとっては死活問題よねー」

甘粕    「確かにもし僕が出演するのであれば、確実にツッコミ枠は埋まるな」

ユゥジ・ヒロ「!!!」

 

甘粕のツッコミ披露によりツッコミ枠の危機を感じるユゥジとヒロ。

しかしボケとのバランスは必要。今回のドラマCDは一体

何人のツッコミ要員が必要なのだろうか……

2010年11月25日

リュウキュウ・インシデンツ その6

category:SSS

ユゥジ   「ちょっと待てお前たち!今は俺を虐げている場合じゃないぞ!」

ヨウスケ  「ユゥジを虐げるだと?」

タクト     「そんなこと僕たちがする訳がないだろう!」

ヨウスケ  「ああ、単に興味のない話を聞いていなかっただけだ」

タクト     「その通りだ!」

ユゥジ   「よりヒドイ!!」

ヒジリ   「うわぁ、本当にあの天然コンビはたち悪ぃな」

ヒロ    「ボクやヒジリくんはある程度わかったうえでやってるけどね」

ヒジリ   「アイツらガチだかんな。流石にユゥジが可哀相だぜ」

カズキ   「それがミーたちISのナンバー1とナンバー2さ!」

 

ユゥジ   「ホントにこのままだとソーイチロウにドラマCDの出演枠持っていかれるぞ!」

タクト     「なんだと!」

甘粕    「……」

ヒロ     「わぁ、なんだかソーイチロウくんの表情に余裕が溢れてるよ」

ヒジリ    「イラっとするな」

カズキ   「ソーイチローは自分の出演をビリーブしているんだね」

タクト    「くそう!このままでは多勢に無勢だ。こうなったら援軍を呼ぶぞ!」

ヒロ    「多勢の方が更に援軍呼んじゃった」

ヨウスケ  「タクト、テンぱってるな」

 

デュセン  「ちょっとー聞いたわよ!またドラマCDなんでしょ!?」

レス    「今度こそオレたち出せよなー」

ディバイザー「次も儂を出さなかったらどうなるかわかっておるな?」

リッケン  「ひゃひー」

フェル   「おうおう、勝手に話を進められちゃあ困るぜ!」

エピフォン 「音楽の合宿……我もついて行きたいです……」

ヒジリ   「おう、オマエら!こうなりゃ一緒にソーイチロウの出演阻止すっぞ!」

レス    「はぁ!?なに言ってんだよ」

ディバイザー「出るのは儂らだけで十分だ」

デュセン   「そうよー、今度こそ0M6Sやるわよ!」

ユゥジ   「0M!?」

ヨウスケ  「斬新だな」

ヒロ     「そもそものあらすじから外れてるけど……」

レス    「とにかくオマエたちに協力なんかしないよーだ!」

タクト    「な、なんだと!」

 

予想通り全く援軍にならなかったサブスタンスたち。

0M6Sを企む彼らの出演はどうなるのだろうか……

2010年11月24日

リュウキュウ・インシデンツ その5

category:SSS

タクト    「予期せぬ来訪者の正体はさておき、僕たちIS以外の人物が

       出演する可能性が高いのはわかった」

ヒロ    「少なくても2人はって言ってたけど……」

ヒジリ  「そうだ!なんでもうひとりIS以外の人間が出るってわかんだよ!?」

甘粕   「それはあらすじの冒頭部分 『Odd-I’sのバンド強化合宿のため

       リュウキュウにある 宿泊施設に滞在していたLAGのメンバーと

       第六戦闘ユニット教官アキラ。』 ここでわかる。」

ユゥジ  「これでどうしてわかるんだ?」

カズキ  「合宿に参加したのがミーたちISだけならわざわざ

                   『LAGのメンバー』 なんてセイしないってことかい?」

甘粕   「その通りだ。つまりこの合宿にはお前たちIS以外の人物が

       同行している可能性が高いということだ!」

タクト    「くっ!確かに僕たちISだけなら 『ISと第六戦闘ユニット教官アキラ』 と

      書けばいい話だ」

ヒロ    「ちょ、ちょっと、なんだか今回のソーイチロウくんすごいね」

ヒジリ  「バッチリ理論武装してんな」

ユゥジ  「今回のあらすじも相当読み込んでるみたいだしな」

ヨウスケ 「ああ、タクトの台本なみに目一杯赤が入っていそうだ」

タクト    「くっ!僕にも準備時間があれば!やはりこういった事態に

                  備えるためにも彼女の机は定期的にチェックすべきか!」

カズキ  「タクト、それは人としてノーだよー」

 

ユゥジ  「それにしても確かに今回のソーイチロウは気迫が違うぜ。

                   あの短いあらすじからこんな推理を展開するとはな」

タクト    「……推理?はっ!そういうことか!」

カズキ  「どうしたんだいタクト?」

タクト   「みんな今回のドラマCDの内容を思い出してもらいたい」

ヒロ   「だから殺人事件でしょ?」

タクト   「そうだ!殺人事件だ。そして殺人事件の物語には推理がつきものだ!」

IS      「!!」

ヒジリ  「そうか、だからやたらと推理を展開してたのか……」

ヨウスケ 「つまり、アピールか」

ユゥジ  「そういやさっきは見事なツッコミを披露してたしな」

ヒロ    「ツッコミはこのボケだらけのISに万年不足しているもの……」

タクト   「つまりソーイチロウは推理とツッコミで自分をアピールしていたんだ!

                  すべてはドラマCD出演のためにな……!」

IS       「!!!」

甘粕   「ふん」

ヒロ    「な、な……」

ユゥジ  「なんて……」

ヨウスケ 「コスいんだ」

タクト    「ああ、コスいな」

カズキ  「ダーティークレバーだね」

ヒジリ  「若年寄め」

ヒロ    「ちょっと待ってヒジリくん!若年寄はユゥジのだからやめてあげて!

        ユゥジのアイデンティティがなくなっちゃうよ!」

ユゥジ  「ヒローー!!なんだそれは!まるで俺のキャラが

                   若いくせに年寄りじみてるところだけみたいじゃないか!」

ヒジリ  「確かにそうだった。ヒロごめんな!」

ユゥジ  「ちょっと待てぇ!!俺に謝れぇえ!そんなアイデンティティなくとも

      俺にはもっと色々なもんがあるだろうが!なぁ、みんな!」

IS       「……」

ユゥジ  「……」

IS       「…………」

ユゥジ  「…………」

IS       「………………」

ユゥジ  「まさかの長考!?お前たちちょっと待てーー!!」

ヨウスケ 「ん、どうしたユゥジ?すまん、ちょっと今日の夕飯何にするか考えてた」

カズキ  「どうしたんだいユゥジ?ミーはミューミューと次のミュージックに

      ついて相談ナウだったよ!」

ヒロ     「のど渇いたよー」

ヒジリ   「オチャヅケなにしてっかなー」

タクト   「どうしたんだユゥジ?僕か?僕は『目』という漢字が象形文字から

                    どういった遷移で今の形になったかを思い返していた」

ユゥジ   「考えて!みんなもっと俺のこと考えて!!」

 

見事な推理とつっこみでドラマCD出演のアピールをする甘粕。

対するISは相変わらずバラバラだった。

果たしてISは甘粕を止めることが出来るのか?それとも

このまま甘粕の出演を許してしまうのだろうか……?

2010年11月23日

リュウキュウ・インシデンツ その4

category:SSS

ヒロ    「そうだ、今回も出演枠があるんだよね」

ユゥジ  「確か前回と同じ6人だったな」

タクト    「だったら今度こそ僕たちIS6人で決まりだ!そして皆でアキラを救うぞ!」

ヒジリ  「みんなでってのがきにくわねーけど。まぁ、限定版のドラマCD以来

                   オマエらと6人でつるむのも悪くねーな」

甘粕   「待つんだお前たち!今回のドラマCDのあらすじを忘れたのか。

                   お前たちISのひとりが殺され、さらにひとりは失踪するんだぞ!」

IS     「!!」

ヒロ   「それって、もしかして殺される人と失踪する人は

      ドラマCDに出られないってことなの……?」

カズキ  「しかもミーたち“ISの”ってしっかりちゃっかり限定されちゃってるしね」

ヒジリ  「いや、でも失踪しても「一方その頃」的なノリで出ること可能じゃね?」

ヨウスケ 「殺されてても「一方その頃」はやれるな」

ユゥジ  「いや!その場合の「一方その頃」は間違いなくダメだろ!

      ちょうど川渡るところでしたみたいになっちゃうだろ!」

タクト   「ヨウスケの言う通りだ!」

ユゥジ  「言う通りなのかよ!?」

タクト    「例え僕らISのうち誰が殺されようが、誰が失踪しようが

       それでも今回のドラマCDはIS6人でやってみせる!」

ヒジリ  「じゃあ、タクト殺され役な」

ヒロ   「タクトよろしくね。ボク殺されたくないもん」

タクト  「なっ!なんだと!」

ユゥジ  「アキラを救うのは“残ったメンバーたち”って

      書いてあるしな。俺はアキラを救いにいきたい」

カズキ  「ミーもマイプリンセスティーチャーを助けるのさ」

ヨウスケ 「ということは失踪するヤツもアキラを救えないな」

タクト   「ちょっと待てぇ!それならもちろん僕も救う側だ!」

甘粕   「お前たちの言っていることは論点がずれている」

タクト    「まだいたのかくせ者!」

甘粕   「そもそも、お前たち6人全員が出ることはあり得ないんだ」

ヨウスケ 「どういうことだ?」

甘粕   「簡単な引き算だ。まず、今回お前たちIS以外で出演する可能性の

       ある人間が少なくとも2人いる」

ヒロ    「ええ!?」

ヒジリ  「んだと!」

甘粕   「まず簡単なところからいくと、あらすじの中盤だ。

                 『そして彼らの元に予期せぬ来訪者がやってくる―。』

      このやってくるのがISのメンバーなら“予期せぬ”などという

      言い方はしないだろう!つまりIS以外の誰か、しかも思いがけない

      人物が出演するということだ!!」

IS     「!!!」

タクト   「な、なんだと……!」

ユゥジ  「思いがけない人物って、まさか……!」

 

ヒジリ  「ギブソン……!」

カズキ  「ミステイク岡崎!」

ヒロ    「ニュースキャスター!」

ユゥジ  「うちの親父……!」

タクト   「マーキーズ!!」

ヨウスケ 「ゴーヤの怪人……!」

 

甘粕   「なんだそれは!ユゥジ!なぜお前の父親がやってくる!?」

ユゥジ  「いやぁ、将来の嫁さんを見に。うちの親父は気がはえーからなぁ」

甘粕   「接見禁止だ!タクト、なぜマーキーズだと思った!?」

タクト    「そ、そうだったな。マーキーズがきたのではとんだ

       クリスマスプレゼントになってしまうところだった。

       彼女を救わねばならないという時に失礼した」

甘粕   「そしてヨウスケ!ゴーヤの怪人とは一体なんなんだ!」

ヨウスケ 「ISのひとりが血まみれで倒れてるそばに同じく血まみれのゴーヤが   

       落ちてたって言ってたな。それは、ゴーヤが凶器なのではなくてゴーヤと

       戦った末の相打ちだったんじゃないのか?そして、そのゴーヤの仇を討つために

       ゴーヤのボスが乗り込んでくるんじゃ……」

甘粕    「まず第一に第六戦闘ユニットのライダーがなぜゴーヤと戦わなければならない。

       第二にその戦いの結果が相打ちなのか!?

       もうなにからつっこめばいいのかわからない!」

 

甘粕の思わぬ指摘により少なくても1人は出られないことがわかったIS。

しかし甘粕は最低2人は出れないと言う。一体それはどうしてなのか?

今回ISは一体何人出られるのか!?そして変わりに出るのは誰なのか……

2010年11月22日

リュウキュウ・インシデンツ その3

category:SSS

ヨウスケ 「タクト、どういうことだ?」 

タクト     「これを見るんだ!」 

ユゥジ   「こ、これは!?」

 ヒジリ   「ドラマCD第二弾だと!?」

 ヒロ    「リュウキュウ・インシデンツ…?」

 カズキ  「リュウキュウ事変だなんて穏やかじゃないね」

ヒロ      「これでボクたちの中の誰かが殺されちゃうの?」

 タクト    「ああ、ゴーヤでな」

 ヒジリ   「ゴーヤ、パネェな……」

 ヨウスケ 「俺は戦いのため、大切なものを守るためならいつでも

       命をかける覚悟は出来てる。だが、ゴーヤで殺される

       覚悟は俺には……ない。」

 ユゥジ   「いや、俺らもねぇよ」

アキラ    「ちょ、ちょっと待って!殺されるってどういうこと!?」

 タクト    「なんだ貴方は知らなかったのか?」

 アキラ  「私が知っているのはドラマCDの第二弾が

       冬に出るということだけよ。いつの間に内容が

       決まっていたのかしら……」

 タクト    「そうか……。ならば貴方はこの内容を

        知らない方がいいかも知れない。」

 アキラ   「どういうこと?」

 IS       「……」

 アキラ  「どうしたのみんな?どうして何も言ってくれないの!?」

 甘粕   「それは貴女にとってあまりにも残酷な真実だからです」

 アキラ  「甘粕くん!残酷ってどういうこと!?」

 甘粕   「それは貴女が……」

 ヨウスケ 「チッ、やめろ!」

甘粕    「容疑者として拘束されるからです!」

 アキラ  「そ、そんな……!」

 ヒロ    「アキラさん!」

 カズキ  「ティーチャー、ショック&ショッピング!」

 ヒジリ   「甘粕、テメェ!」

 甘粕   「隠しておいてどうするんだ!これはすでに決められた事。

       ならばそれに対する策を考えるのが最善だろう!」

 タクト    「確かに、そうだな」

 アキラ  「容疑者として拘束されるなんて……」

 ヨウスケ 「アキラ……」

 ヒロ     「アキラさん……」

 カズキ  「ティーチャー……」

 甘粕   「教官……」

 ユゥジ  「アキラ……心配すんな。お前の容疑は俺が絶対晴らしてやる。

       だから俺を信じて待ってろ」

 アキラ  「ユゥジくん……ありがとう。うん、心細いけど

       お陰でちょっと元気出たよ」

 ヒジリ   「ちょっと待て!アキラ、オレがオマエを助けてやっから。

       他のヤツらに助けられんなよ!」

 ヒロ     「ア、アキラさんボクも頑張るよ!きっとアナタを助けるから!」

 カズキ  「ミーもティーチャーのナイトになるよ!」

 ヨウスケ 「待ってろ。必ずアンタを救う」

 タクト    「ここは、リーダーである僕の役目だろう!」

 甘粕   「それで言うなら教官を助けるのは補佐官の役目だ!」

 アキラ  「みんなありがとう……でも、こう言ったらなんだけど

        全員は出られないのよね……?」

 IS&甘粕 「!!」

  

アキラにつきつけられたドラマCDの残酷な真実。

しかし、出演枠6というさらに残酷な真実がISを襲う。

ドラマCDに出演し、アキラを救い出せるのは一体誰なのか!?

2010年11月21日

リュウキュウ・インシデンツ その2

category:SSS

Odd-I’sのバンド強化合宿のため、リュウキュウにある宿泊施設に

滞在していたLAGのメンバーと第六戦闘ユニット教官アキラ。

しかし、合宿中に第六戦闘ユニット史上最悪の事件が起こってしまった。

 

調理室一面におびただしく広がる血痕。

そこにはISメンバーのひとりの変わり果てた姿があった―

彼の死体の傍には凶器と思われる血まみれのゴーヤが。

そしてそのゴーヤには教官アキラの指紋が付着していた。

 

容疑者として拘束されるアキラ。

時同じくして失踪するISメンバーのひとり……

そして彼らの元に予期せぬ来訪者がやってくる―。

 

残ったメンバーはアキラの無実を証明するため真犯人探しに乗り出す。

果たして彼らはアキラを救えるのか?そして、事件は思わぬ方向へ―

 

この冬リュウキュウ史上最も凄惨な事件が幕を開ける―

 

スカーレッドライダーゼクス ドラマCD第二弾

「Ryukyu Incidents -リュウキュウ・インシデンツ-」

 ————————————————————————————–

タクト  「……なんだ、これは?」 

アキラ  「あら、タクトくん?そんなところでどうしたの?」

 タクト  「アキラ!……これは、一体なんだ!?」

 アキラ  「そ、それは……!!」

 

ヒロ   「アキラさん、どうしたの?」

 ユゥジ  「なんだなんだ?どうかしたのか?」

 ヒジリ  「どした?なんかヤバいもんでも見つけちゃった?」

 タクト  「ああ、その通りだ。非常に大変なものを見つけてしまった」

 ヒジリ  「え、マジで?」

 カズキ  「それはベリーにウッドになるね」

 ヨウスケ 「タクト、一体何を見つけたんだ?」

 タクト  「ああ、アキラの机に、こんなものがあったんだ!!」

 IS     「!!」

 ヒロ   「ア、アキラさんの机にって……」

 ユゥジ  「机にあったものを勝手に見たのか……!?」

 ヒジリ  「うわぁ、マジで!?」

 カズキ  「タクトのギリギリアクションにミーいつもヒヤヒヤだよ」

 ヨウスケ 「タクト、返答次第では……」

 タクト   「ちょ、ちょっと待てぇ!ぐ、偶然だ!ほんの微々たる好奇心で

      ふと彼女の机に目をやっただけだ!!」

 ヒロ   「微々たる好奇心って……」

 ユゥジ  「だからってダメだろ」

 アキラ  「……その書類、結構奥の方にしまっておいたはずなんだけど……」

 ヨウスケ 「……」

 タクト  「ヨウスケ!チビシャスをしまえ!!

      僕が通りかかった時には机の上に置いてあったんだ!」

 アキラ  「え?本当に?……変ねぇ、みんなが見たらまた大変なことに

      なるだろうからちゃんと引き出しに閉まっておいたんだけど……」

 IS      「……」

 アキラ  「……」

 IS      「…………」

 アキラ  「…………あ」

 ヒジリ  「へぇ、オレたちが見たら黙っちゃいれねぇような書類なんだ」

 アキラ  「そ、それは……」

 カズキ  「ティーチャー、ミーたちの間に隠し事はいらナッシングだよ」

 アキラ  「いや、でも……ちゃんと言うつもりだったんだけど

      時期を見ていたというか……」

 ユゥジ  「言い訳なんてらしくねぇな。そんなにマズいものなのか?」

 タクト  「そうだ!とても大変なものなんだ!」

 カズキ  「タクトがどやフェイスだよ」

 ヒジリ  「つっても、ストーキングの果てに入手したもんだろ、それ」

 ヒロ   「どや顔で言われてもね」

 ヨウスケ 「……」

 タクト  「だからヨウスケ、黙ってチビシャスを構えるな!!

      そんなことを言っている場合ではないんだ!

      僕たちISの誰かが殺されるんだぞ!!」

 ヒロ   「え!?」

 ユゥジ  「なにぃ!?」

 ヒジリ  「殺されるぅ!?」

 カズキ  「サプライズ!」

 ヨウスケ 「どういうことだ?」

 

 

ついに彼らにドラマCD第二弾のことがバレてしまった。

一体今回は誰がドラマCDに出演するのか?

2010年11月20日

ファンブック校正中です

category:制作

みなさんこんばんわ。RED伊東です。

日付が変わってファンブック発売まであと1ヶ月となりました。

今回ページの構成や作成は全部電撃さんの方でやられていますので

REDは現在電撃さんから送られてくるページの確認作業をガツガツやっています。

と言ってもがっつりチェックしてるのは平井ですが。

もちろんpakoさん、ライダーズさん、Rejetさんにも見てもらっております。

 

それにしても、見ても見ても全然終わる気がしません・・・さすがファンブック・・・

昨日はキャストさんのインタビュー記事を確認しました。質問内容など私達も今回はじめて

見たので面白かったです。作品に関わる質問からバンドをやるならどのパートがいいか

といった近いような遠いような質問まで色々ありました。学生時代はどうでしたか?といった

質問の回答が、見事に不真面目だった方と真面目だった方に別れて興味深かったです。

ちなみに私と大さんが学生時代の話をすると負のスパイラルに陥ります。

そういえば今度同窓会があるようですが、絶 対 に 行 か な い。

いや、別にすごい嫌な思い出があるとかじゃないですが。ちょっと馴染めなかっただけで。

中高一貫の私立の女子校だったのですが、皆なんかお嬢様だったり、都心に住んでたり

テレビの話で 「この前のぐるぐる面白かったねー」 とみんなが 「ぐるぐるナインティナイン」の

話をしてる中、私だけずっと「魔法陣グルグル」のことだと思ってたり。そんなぐらいです。

 

でも人の将来はわからないと言いますか、そんなオタク皆無の女子高だったのですが

大人になって偶然再会した同級生が全くゲームをやらない子なのに、私の大好きな

ペ○ソナの楽曲の作詞をやってたり、これまた卒業以来10年ぶりくらいに会った子の妹が

そのペ○ソナの歌を歌ってたりと世間は本当に狭いですねぇ。

という私の同級生にペ○ソナつながりがこんなにいましたという話をアトラスさんにした時に

オチとして「まぁその場にいたもうひとりの子はアニメ監督の○○さんと結婚したんですけど」

と言ったら「それって■■ちゃんじゃないですか?」となぜか知合いで

「じゃあ伊東さんと××さんと■■ちゃんと△△さんのお姉さんが同級生なんですね!?」

というとてもレアな状況になりました。

私も他社さんでこんなにも私の同級生を知ってる人がいるとは思わなかったです。

世間って本当に狭いですね。

 

すみません。話がかなり脱線してしまいました・・・

今日もちょっとLAG食堂のノートからイラストをご紹介したいと思います~

801_1

オッドアイなヨウスケですね。紅傷!!

801_4

近江も紅傷!!ペン持ってますけど。

これ鏡に向かってやってる姿だったら泣けます。

801_3

みんなカワイイですね!タクトの猫目がたまりません。

801_8

手乗りカズキ。

こんなにデフォルメされてるのにあまり普段と変わらない気がします。

801_2

一番衝撃的でした。価値観が変わりそうです。