‘佐藤大(story riders)’ カテゴリーのアーカイブ

2010年3月15日

あの時より大きな冒険になりそうです。

外を歩けば卒業式
やがて入学式
春は別れと出会いの季節
みなさんは
どんな春を迎えてますか。

僕たちは夏に向けての準備に
追われる日々を過ごしてます。
というワケで、今は首が痛くて大変
ストーリーライダーズの佐藤です。

さて
雑誌などでは既に発表となっていますが
SRXにはアニメーション・パートがあります。

今回、プロダクション・アイジーさんに
その部分を担当していただきました。感謝。
数ある制作会社さんの中でも素晴らしい
作品の数々を残していることで有名なところ。
REDさんとは映画「サクラ大戦」などでも
繋がりの深いアニメ制作会社ですよね。

そして
自分にとっては今から十年以上前
まだ駆け出しの脚本家だった頃
世界観設定と脚本で参加したゲーム
「エースコンバット3 エレクトロスフィア」
でアニメーション・パートを担当したのも
プロダクション・アイジーさんでした。

思えば
老舗ナムコの看板シューティング・ゲーム
大人気シリーズをいきなり近未来SFとした
冒険的なソフトにまだ何者でもなかった自分が
偶然にも参加出来たのは素晴らしい経験でした。

その時も短い時間のアニメーション・パートでしたが
最大限の効果でゲームの世界を広げてくれました。

ただ、その冒険的ゲームは発売後に賛否両論
やはり様々な意見をいただきました。

でも、どちらの意見でも
僕たちの冒険的な部分は認めてくれました。

そういう意味で今回のSRXも
恋愛アドベンチャーというジャンルで
沖縄を舞台に戦隊ものをするゲーム
ということは
あの時より大きな冒険になりそうです。

あれから十年と少し
その間に僕は脚本家として何作か
プロダクション・アイジーさんと仕事を
させてもらう機会を得ることも出来ました。

そして、このSRXでは、その経験も生かし
久しぶりにゲームの世界で世界観設定を担当し
そのアニメーション・パートをあのときと同じ
プロダクション・アイジーさんに担当してもらえる。
この偶然に感謝。
いまからその完成が凄く楽しみです。

スタッフに見せてもらった画コンテの変身シーン。
そして、動画となって色がつき音楽がなる。
そんなアニメーション・パートはゲームの中で
物語の中にしっかりと埋め込まれていきます。

ゲームで冒険しながらみるのが楽しみです。

来月に発売するキャラソンの方についても
完成までのライブ感がつたわってきてますね。
このブログ、これからの冒険もよろしくです。

こんなところで
今回はここまで。

でわ。

ストーリーライダーズ
佐藤大

そしておなじみコメントマンからの変身です!

コメント

>さくさん

こちらこそ、はじめまして。
気づいてくれてありがとう。
そうなんです。今までにない冒険です。
これからもゲームの中身をこのブログでも
伝えていくので、よろしくお願いします。

SRXの壁紙ですか。いいです。僕もほしい。
早速、REDの伊東さんに今度あったときに
あらためて押しておきます。
これからも何かアイデアがあったら気軽に
提案してくださいね。
応援よろしくお願いします。

>詩織さん

伝わってくれたみたいでありがとうです。
ですよね。物語だけに限らずですが、
バランスなんですよね。
ただ偏った物語というものにも魅力を
感じてしまうこともあるのが
また人間の困ったところですね。

ともあれ応援、感謝です。

>詠和さん

そうなんです。だから、脚本で台詞を考えるときには
頭の中だけじゃなく、声に出して夜中にぶつぶつ言ってる
ときがあります。客観的にみたら気持ち悪いですけど。
でも、文字を音にする仕事が脚本でもあるので、深夜の
つぶやきは、それはそれで大切な作業のひとつだったりします。
期待に応えるためにも、頑張ります。

>ゆかさん

ですね。でも、楽しむみんなには難しくないように
つたわるように考えるのも楽しみでもあるんですね。
だから、びっくりしなくて大丈夫ですよ。
そんなあなたにはSRXに音の世界からはいってほしいな。
キャラソン、楽しみに来月を待っててね。

>久那さん

最近は日向ぼっこの出来る日も増えつつで嬉しいです。
そんな現実の世界でおこるいろいろなことに勝手な
ドラマをつくるだすのが、僕らの仕事なので
その大変さもふくめて楽しんでいるつもりです。
このブログでも大変さというより、みんなが
それぞれ必要以上、限界まで楽しんでいる感じが
伝えられたらいいなと思っています。
だからブログから楽しみになってくれてうれしいです。
ミニドラマやSSなどでもゲームの世界を少しづつ出して
ゆけたらと思っているので、それぞれ独立しつつ
その世界は繋がっているSRXを応援してくださいね。

>裕野さん

そうなんです。別にゲームをやっているときに
気づいてもらわなくてもいいんですよ。
きっとその方が僕らの仕事としては成功です。
なぜなら気づいてもらえるためというよりも
楽しんでもらうために用意したものなので。

道ばたで梅が咲いていることに春を感じるくらい。
そのぐらい自然だけど、現実と違うゲームの世界
何度も楽しんでもらえるようなSRXを目指します。
がんばりまーす。いえいえーい(笑)

>ドライさん

キャラソンのミニドラマに期待してもらって感謝です。
中身は歌詞についてというよりも、SRXの世界で彼らが
どんな感じで生活しているのかの温度みたいなものが
かけあいになっている感じですか。
とりあえず、来月からの展開をお楽しみに、です。
2010年3月10日

琉球LAG / Ryukyu LAG

「なんちゅうことしはるんや、岩Dはん……」
 ↑
(美味しんぼの京極さんの口調で)←(わかりにくい)

twitterで歌詞が誕生する瞬間に居合わせてしまったZE!←(影響)
恐るべし、ライブ感……。

そんなわけで、こんばんはストーリーライダーズ永川です。

今回の解説は「琉球LAG」です。
対位相外防衛機関というややこしい別名がついていますが、
平たく言うと、地球防衛隊であり、
ナイトフライオノートを何とかするためにつくられた組織です。
この手の組織はアルファベット三文字じゃないと決まらないよね!
(ウルトラマンシリーズのMATとかTACとかZATとかUGMとか)
というわけで、LAGになりました、というのは半分冗談ですが(半分か)
LAGは Life After God の略称です。

神がいなくなったあとの世界で、
生きなければならない人々のために結成された組織という意味です。

神って何なの?
それとナイトフライオノートとどんな関係があるの?
そんな疑問が浮かぶと思いますが、それはゲームをプレイしてのお楽しみです!

LAGが、普通の(?)地球防衛隊と違うところは
ナイトフライオノートと戦うだけでなく、
スカーレッドライダーの養成も行っているところです。
西表島と石垣島の二島にまたがって研究都市が作られているのですが
スカーレッドライダーの候補生たちはそこで、学園生活を送っています。

僕は一度だけ沖縄に遊びに行ったことがあります。
いいとこだったよー。
学生時代の先輩を頼っていったのですが
ダイビングしようぜと言われ、いきなりボンベを背負わされ徒歩で
海水浴場でもなんでもない道路沿いの海につれていかれる。
「え? ここ潜るの?」
普通に街を歩いててその辺の側溝に落とされる気分。
そんなカジュアルに潜った海が、メチャクチャ綺麗かつ、
極彩色の熱帯魚がウヨウヨいて不安になりました。

ホント、異世界と隣り合わせの国だと思ったよー。
2010年3月6日

神なき人の世界をつくる人たち

もうすぐ春ですねぇ
この時期、事務所の近所にある
公園を散歩するのが生活の安らぎ
ストーリーライダーズの佐藤です。

さて、今回は世界観をつくる人のお話。

物語るための世界を作る。
例えば、それはどうやって?

なんだか漠然とするそんなことを
仕事として最初に意識したのは、
脚本家としてのデビュー作となる
アニメ「カウボーイビバップ」。
何故なら僕はもともと監督から
脚本家として声をかけられた
ワケではなくてクレジットとしても
世界観設定と呼ばれる謎な仕事での
参加でアニメ界に入ったからでした。

で、世界観を設定するって。
例えば、それはどうやって?

アニメやゲームの世界で使われる何か
特殊そうな役目の仕事なのですが

具体的には
その物語を作るために
必要なキャラクターが
演技をするために
必要な舞台を用意してほしい
ということになります。

正直
それでもまだ何をする
仕事なのかすらわかりません。

ただそこからは監督の指示に従い
主人公たちの生活する未来の世界
各惑星での歴史や流行、ネット状況や
生活文化習慣なんかをつくりました。

といっても、
絵やデザインは出来ません。
僕はそれらを文字でつくります。
(ただ絵で設定をつくる人も多いです。
 ビバップで同じく世界観設定を担当された
 河森正治さんは絵でも設定をつくる方です)

文字で、世界をつくるって。
例えば、それはどうやって?

今回、SRXで沖縄を物語の舞台にしたのは
まず何よりも「南」と「ロック」が
テーマとして掲げられていたからです。

そして
その世界が未知なる侵略者に
襲われ私たちの住む世界とは
異なった世界をつくること。

それでも
その世界に住む人々の生活が
私たちの住む世界とあまりに
異ならない世界をつくること。

このバランスが大切な仕事です。

そして
その文字というのも、あくまで手段。
あくまで描く人たちや演じる人たちが
イマジネーションを紡いでくれるため
必要なバトンのバランスを考える
それが、世界観設定だと思います。

そう。あくまで
ユウスケたちとフェルたちが
一緒に生活していることが自然で

かつ、一瞬の夏、
一生に一度の忘れられない夏
を紡ぐドラマに必要な舞台として

僕らはSRXの世界を設定しました。

そして
その世界をゲームの中で
みんなに生活してもらうこと
それが
物語を語るために必要な仕事
それが
世界観を設定することです。

伝わったでしょうか。
文字では難しいかな?
でも
あとは夏にSRXで実際に。

というワケで
「mixiコレクション ホワイトデー企画」
も配信中とのことです。
彼らからの気持ちを受け取って
あげてください。当然の期間限定。

そして、来月にはいよいよ
キャラソンも発売ですね。
僕も完成をきくのが楽しみ。

こんなところで
今回はここまで。

でわ。

ストーリーライダーズ
佐藤大

最後はおなじみコメントくんちゃんさんからの伝言です!

>碧さん

ストーリーライダーズでよかったですか。
ノリで決めてよかった。ありがとう。
ぐんぐんとプレッシャーいただきました。
なので今夏には隅田川の花火に負けないほど
高く夜空に舞い上がり、たい所存と疾走中です。
ノリ遅れないで追跡よろしくです。

>詩織さん

そして夏に沖縄ですか。素晴らしき偶然。
僕も20歳の頃、独り旅をしに行きました。
知り合いの家を点々と泊まり歩きの生活で
今となっては若気のいたりな痛目の出来事も
楽しいネタとしてSRXの中でも生きてます。
例え痛目でもいい思い出になる旅になると
よいですね。SRXでの沖縄への旅もお忘れなく。
ヒロも待ってます。もちろん毒舌で歓迎予定。

>ゆきやさん

こちらこそはじめまして初コメントありがと。
これからも何かなくても気軽に言葉にしてください。
一目惚れ。素晴らしきフレーズです。嬉しいかぎり。
いくらでも萌えちゃってほしいところです。
これからも応援よろしくお願いします。

>侑哉さん

その物語って生き物をどうやって伝えたらいいかを
考えるときもやっぱり迷ったら相手も人間だからと
思うことにしてます。
ココの部分を信じられないと物語を作れないと思うし。
サンプルボイス。時間が出来たら、ぜひ。
生き物である物語の最初の鼓動を感じてもらえるはず。

>久那さん

その妄想をとめないで夏まで疾走してほしいな。
人間ならではの可能性を僕たちと妄想で競争ですね。
サンプルボイスの破壊力については僕も3に一票です。
にしても、やはり声の力って言葉に魔法をかけますね。
そして、その声の魔法が一番に発揮されるのが歌。
というワケで、キャラソンの方も来月です。
楽しみにしてください。

>こいちさん

まさにギターにサブスタンスたちの名前が由来してます。
というのも、ミュージシャンにとって楽器は相棒、
ステージという舞台の上では一心同体で、
集まったみんなを相手に音楽で対決する、
という意味と、スカーレッドライダーにとって彼らは相棒、
紅の世界というステージでまさに一心同体となり、
侵略者たちを相手に闘う、という意味を繋げて考えました。
中には呼び辛い名前もありますが、そこは、あだ名で。ぜひ。
これからもサブスタンスたちをかわいがってやってください。
陰とはいわず、いつか太陽の下でも応援してくださいね。

>裕野さん

その世界観もみんなに届くときには当たり前だけど不思議な
でも、心地の良い世界になって届いたらよいなと思います。
その伝わっている思いに答えるためにもコツコツです。
これからも応援よろしく、です。いえーい。

>ドライさん

そう。来月にはキャラソンもスタートです。一緒で楽しみです。
その中には、ストーリーライダーズの書き下ろし
ミニドラマも収録予定ですので、初の掛け合いにも期待を。
こちらもシリーズ同様に連続で続くので、よろしくです。
サンプルボイスの想像から、掛け合いでより想像できるかと。
2010年3月2日

ゼクス / Xechs

ども! ストーリーライダーズ永川です。

そんなわけで今回はタイトル「スカーレッドライダーゼクス」の
ゼクス、SRXのXこと Xechsのお話です。

ゼクスはドイツ語の 「6」(sechs)。
ヨウスケたちは第6戦闘ユニット(sechste Kampfeinheit)
つまり、6代目スカーレッドライダーなので
スカーレッドライダーゼクスというタイトルになりました。

第6ということは当然、第1から第5があるのですが
以前のスカーレッドライダーたちはどうしたのかと言うと
ナイトフライオノートとの戦いで全滅してしまいました……。

テレビの戦隊モノなら悪の親玉を倒して新シリーズに突入するのが
スジですが、この世界では倒すことができないまま全滅、
その度に新しい戦闘ユニットを結成し戦いを続けているのです。

ゼクスがSechsでなく、Xechsになってるのは
Xに、この世代で戦いを終わらせてやるという決意が
こめられているからです。
LAGの長官が、スペルを間違えて届け出たとかでは無いハズです!

ちなみにSRXにおけるコードネームでドイツ語が使われているのは、
ナイトフライオノートとの戦いの初期、ドイツ人科学者が研究の
先端を行っていたためです。
(ヨウスケの母親もドイツ人研究者でした)
その影響で今でもLAGでは一部でドイツ語が使われています。
日本のお医者さんが、ドイツ語由来の用語をカルテに書いてるような感じです。

ちなみに永川はドイツの戦車が好きだったので、学生時代ドイツ語を覚えようと
がんばったのですが、今はもうさっぱり忘れてしまいました。
覚えているのはイッヒリーベディッヒ(I love you)くらい。
使う機会は無いと思います……(´・ω・`)
2010年2月25日

そんなことが出来るのって人間だけ

春まであと一歩。
そしたら夏はお隣さん。

どーも。ストーリーライダーズの佐藤です。

さて、あらためて今回はチーム名のお話。
ボクらはストーリーライダーズといいます。

そうそう。
物語(ストーリー)と乗る人(ライダー)を
ただ並べただけの言葉の組み合わせです。
ただそこにはボクらの気分も刻まれてます。

そう。
ボクらは、いいノリでストーリーを作る
そんな脚本家たちのチームになりたくて
ストーリーライダーズを名乗りました。

そんなボクたちの一番新しい物語。
それが、この夏に登場するSRXです。

テレビでみる物語とゲームでやる物語

テレビとゲーム、同じモニタを使う
けど、そこではじまる物語の経験は
きっといろいろと違う。それは当然。

例えば、テレビははじまったら
誰かが作った物語の体験を見守る
例えば、ゲームははじまったら
誰かが作った物語を体験してみる

でも、同じところもある、それが
物語の作られた世界にノルこと
それって不思議な体験だと思う。
誰かの想像した世界にノルこと
そんなことが出来るのって人間だけ

脚本家なんて偉そうな肩書きだけど
ボクらの仕事は妄想を想像すること
そんなことが出来るのって人間だけ

それから物語をつくること自体だって
凄く不思議な体験だと思うんです。

そう。だから
ボクらは、いいノリでストーリーを作る
そんな脚本家たちのチームになりたくて
ストーリーライダーズを名乗りました。

そんなボクたちの一番新しい物語。
それが、この夏に登場するSRXです。

ところで、みなさん、サンプルボイスを
聞いてもらえましたか。ついに公開した
サブスタンスたちとのコンビで楽しんで
もらえると嬉しいです。

こうして公開している言葉や絵のいろいろ
SRXの物語に繋がるノリが隠れてます。

みんなでいろいろ一緒に妄想を想像して
そんなことが出来るのって人間だけだし!

でわまた。

ストーリーライダーズ
佐藤大

かえってきたコメントくんです!

>猩々緋さん

びっくりしてくれてありがとう。
そう。これからもっと本格的に
動き出したら、もっといろいろと
おどいてほしいな。そう。ボクら
スタッフは、みんなのびっくりが
なによりのエネルギーになります。

>ありあさん

ボクらこそ、こうやってリアクションや
コメントしてもらえることで元気いっぱい
ちゃんと受け取ってますよん。
ある意味でまだ未完成な作品であることが
もしかしたらSRXの特徴なのかもしれません。
メディア無限の可能性をいろいろかカタチで
一緒に楽しんでもらえたら、うれしいです。
そして、みんなの大好きな作品の仲間に
ちゃんとはいってもらえたらと思ってます。

>詩織さん

そうです。そうです。ボクらがやることが
「ただの」乙女ゲームで終わるワケがないと。
そして、そんなみんなからの期待を楽しめる
スタッフが脚本だけじゃなく、集まってます。
だから、夏まで楽しみにそして、夏になったら
みんなで沖縄でSRXと一緒に遊ぼうね。

>スモモさん

だよね。ボクらも夏がまちどおしいよ。
でね。オリジナルで物語を考えることって、きっと
まだ誰もみたことのない世界を想像して創造する
ってこと、なんだと思う。その見慣れない世界、
というか、誰もしらない世界を、こうやって少し
づつ身近に感じていく、それは楽しんでくれる
みんなもそうなんだけど、スタッフ自身も同じ。
コメントやブログで見かけるリアクションで、
一緒に盛り上がっている、それを身近に感じて
作品は、やっぱりスタッフだけじゃなくて、
こうして、みんなと作るものだ、とあらためて
実感しているところです。
これからも身近なSRXを目指してがんばります!

>裕野さん

物語と絵。そのどちらかが、先にある原作モノが、
今のアニメやドラマの世界では、多くなっています。
ということは、最初からオリジナルでキャラや
世界観をつくることもすくなくなっているのが、
最近のアニメやゲーム業界なんですね。
そんななかでもこうしてSRXの様な最初から
スタッフとみんなで一緒に作っていく企画が
出来て凄くラッキーだと思うので、この幸運を
盛り上げていかなきゃ嘘だろ。ということで
これからも少しづつ、またつくってるボクらの
ことを伝えていけたらいいなと思ってます。
なので、これからもSRXとボクらをよろしくです。

>久那さん

こちらこそ、いつもコメントありがとうね。
ほんとにそうだよね。でもさ。普段のボクらも同じ。
作品が完成するまでは、みんなからのリアクションを
もらえることってないから、こうした現場の感覚を
伝える手段が、出来てきたことで作り方にも変化が
あると思う。で、その変化をボクらも予想出来ない。
これこそがきっと「ライブ感」といえるのかな。
苦手な夏の暑さを吹き飛ばすようなSRXにしたい。

>レンさん

驚きといえば、ボク自身も乙女ゲームの世界に
初参戦ということで、いろいろな意味で発見の連続。
アニメとも全くちがうみんなとのリアクションに
嬉しいことが一杯です。
アニメの場合ってね。もうみんなに発表したときは
脚本としてはおおきく完成していることが多いんだ。
でも、今回の場合は、本当に作っている間にいろいろ
発表しているから慣れないことで不安も多いけど、
だからこそ、その不安をやわらげてくれるみんなの
コメントから元気をもらってます。
これからもボクらと目まんまるで、一緒に驚いてね。

>碧さん

コメントありがとう。そう「ライブ感」ですね。
物語ってきっと生き物だと思うんです。
だから、みんなからのプレッシャーも、楽しんで
その反応すらも「ライブ感」として、作品の中に
ぐっと入れ込んでいけたらと思ってます。
だから、もっともっとプレッシャーを!!!
バネは、かけた力の分だけ高く飛びあがるのだから。

>ドライさん

よかった。驚いてくれて。それが知りたかった。
だよね。ボクらも夏が楽しみ。
だってさ、今考えてるいろいろで
もっと驚いてもらえるSRXになるよう頑張ってるから。
2010年2月21日

傷/SCAR

13回目のナウシカテレビ放送で
ペジテのラステルが「積み荷を……積み荷を燃やして……」
とお願いするのを見ながら、なぜか伊東さんを思い出しました。
(巨神兵級にアブナイものをいろいろ持ってそうですからね!)
ストーリーライダーズ永川です。

公式ページの世界観に用語集が追加されましたよ!
PCでご覧になっている方は
公式ページの世界観から→右上のthe Worldをクリックしてもらえると
用語集をみることができます。
そちらにも設定情報が載ってますので、是非ごらんくださいー!

そんなわけで、今回は傷/SCARの話です。
公式ページのキャラクター紹介、pakoさんの描かれたISメンバーが
並んでいますが、メンバーの手のひらをチェックしてみてください。

全員の手のひらに、X字の傷が刻まれています。
この傷こそ【スカーレッドライダー】の証なのです。
※ちなみに傷が刻まれているのは利き手じゃ無い方。
 なので、タクトとヒジリだけ左利きです。

【スカーレッドライダー】に選ばれるためには、
変身するために必要な相棒【サブスタンス】が必要で、
【サブスタンス】に認められたとき、この傷が手のひらに刻まれます。

【サブスタンス】的には、ウマがあうヤツ……というか、
お互いに響くものがあるぜーと思った場合に【メイン】として認めるみたいです。
※【サブスタンス】に認められた人間は【メインスタンス】と呼ばれます。

【メインスタンス】はこの傷を媒介として【サブスタンス】を取り込み一体化、
【スカーレッドライダー】へと変身します。
この変身は、【レゾナンス】と呼ばれています。
共鳴という意味なのですが、その名のとおり、
お互いに響くものがないと変身できないのです。

そして変身のかけ声は
「紅傷(せきしょう)!」

紅傷は手のひらの傷のこと。変身時に紅く輝きます。
実はこの傷は【サブスタンス】によってつくられた【紅の結界/スカーレッド】
の一種で、
【スカーレッドライダー】は紅の世界を取り込み、こちら側の世界の存在である
と同時に
紅の世界の存在でもあるわけです。
だから、紅の結界の中でも活動できるんだね!

変身シーンについては、今後の発表をお待ちください……といいつつ
乙女ゲーム化発表の時のショートフィルムに、一部がチラリと映っています。
目を皿にすればみつかるかも?

そんなわけで、次回は「スカーレッドライダーゼクス」の「ゼクス」について解説
したいと思います。それではまた!
2010年2月17日

物語は『ライブ感』ある脚本チームから

ストーリーライダーズの佐藤です

SRXの乙女ゲーム化について
嬉しいコメント多々感謝です

スタッフ一同、まず夏を目指し
勢い駆け抜けていきますんで
追撃のほど、よろしく願いです。

そして、なにより正式に
物語や世界観について
ここで語ることが出来るのが
何より嬉しいです。
そう。それこそ『ライブ感』。

ただ今回は、その前にどんな
スタッフでSRXの物語となる
原型を発想していったかの話。
ここでも大切になるのは、そう
実は『ライブ感』でした。

スタッフと自分たちの得意な
フィールドから発想してみよう
それが、SRXへのはじめの一歩

それもまだ制作の加川とだけ
ほんの妄想だけのレベルでの
ことです。例えばただ二人で
車で現場へ移動の時に考えて
眠気さましの妄想会議開始!

後にテレビの脚本と同様に
全体を1クール分、約13話に
区切りを作ることで考え方の
モデル・ケースを見つけます

そして今回のSRXは、まるで
テレビアニメ・シリーズのように
物語を構成していきました。

次に各話を構成するプロットを
大まかに世界観と共に完成させ
続いてテレビの現場と同様に
構成として知り合いの脚本家に
声をかけ集まってもらいました。

チームにはすでにブログに登場している
脚本家の永川成基をはじめ、武田無我や
福島直浩といった今まで自分が関わってきた
『エウレカセブン』や『エルゴプラクシー』
『バトルスピリッツ』や『東のエデン』など
テレビ・シリーズの現場で出会ったスタッフと
一緒に話し合いながら新しい『ライブ感』で
シリーズ構成や世界観、キャラなどの設定を
つくりあげることが出来ました。

まず、ここまでの
世界観やキャラの設定など
読んでもらっての疑問、
変更した方がよい点など
ざっくばらんに話すことから
はじめていきました。

その時、
ヨウスケなら、タクトなら
どんなことを話す
そして、
フェルなら、レスなら、
どんな反応で応える

まるで当たり前に彼らと
そこにいることをチームで
感じられるようになるまで
話し合いを続けていきます。

そして、
発表後の今は
ストーリー原案と
呼ばれているモノの
原型がうまれました。

もちろん、
まだSRXという名でもない
各キャラクターも構成も
後に変わったりもしている
でも確かに
そこからはじまり

そして、
現在も
その作業は続いています。

というワケで
今日は、ここまで
また現場との合間に

でわ。

ストーリーライダーズ
佐藤だい

最後はコメントさんへの伝言です!

>ドライさん
どうでしたか。驚いてもらえましたか。
戦隊ものと変身ヒーローと恋に闘いにの物語です。
集まったスタッフで今までにないでもあるとたのしい
そんなゲームにするためにがんばっていきますので
これからも、応援してくださいね。

>久那さん
発表の日にみたびのコメントをありがと。
そして、2冊もゲットでまた感謝です。
いろいろ伝わってきて、僕らスタッフも
元気をもらっている感じがします。
まだまだ何もはじまっていない僕らとSRX
これからもよろしく、応援、願いします。
2010年2月13日

Scar Red / スカーレッド

ストーリーライダーズ永川です。
ついに、スカーレッドライダーゼクスの乙女ゲーム化が発表!
みんなに言いたくてウズウズしてたヨー。

一緒に発表されたサブスタンスと、ライダーを見てビックリしたと思います。
SRXはヒーローものなのです!

いろいろ発表になりましたので、中身のお話ができるようになりました。
これから、設定まわりについていろいろ紹介していけたらなーと思っています。
そんなわけで、一発目はスカーレッドライダーの【スカーレッド】について。

なんでスカーレッ ト じゃなくて、スカーレッ ド なのか
不思議だったかもしれません。
『スカーレットだと、ちょっと弱いから濁点つけたいよねー』
 というのも理由の一つですが、
SCAR[傷] + RED[紅] の二つの意味がこめられてます。
(ロゴを見ると真ん中の[r]の上に点が二個ついてるヨ!)

SRXの中で、スカーレッドは【紅の結界】を意味する言葉です。
ひらたく言うと魔空空間です。(古い!)
【ナイトフライオノート】がつくりだす異空間。
この世界にぱっくりと開いた傷口、そこから覗くのは真紅の異世界……。
この中で活動できるのは【ナイトフライオノート】と【サブスタンス】だけ。
ISのメンバーは【サブスタンス】と融合変身【レゾナンス】することで
【紅の結界】に乗りこんでいくことができるようになります。
だから【スカーレッドライダー】と呼ばれているんだ!

【ナイトフライオノート】が【紅の結界】をつくる理由、
それは侵略のため。【紅の結界】を放置しておくと、
【ナイトフライオノート】の故郷【紅の世界】の一部となってしまうのです。

この侵略を食い止めることこそ、我らが【スカーレッドライダー】の
使命なのです。

じゃじゃーん!

そんなわけで、次回はISメンバーの手のひらに刻まれたSCAR[傷]について
お話したいとおもいます。ではまた!
2010年2月9日

@1日!!!!

というワケで、そう、みんな
カウントダウンですぜ!!!!!
電撃ガールズスタイル様での
SRX重大発表まで@1日!!!

やまない雨はない。
あけない夜はない。
そして、明日がやってくる。

これこそまさに『ライブ感』
実は変態、呼ばわりの鬼ですが
ここは真面目でいいよね。岩D?

そんなワケで明日には
みんなの反応が見られると
思うと僕らもドキドキです。
ある意味、告白の前日だ
喜んでくれるといいな。

今まで作ってきたいろいろ
これからはみんなと一緒に
『ライブ感』ごと味わってね
そんな予感でワクワクです。

今まで書けなかったこと
ウズウズしていたことが
みんなに伝えられる
それが何より嬉しいです

ねぇ。どうなると思う。ねぇ。
みんなのコメントも楽しみ

ココに集まる僕らスタッフ
盛り上がるだけ盛り上がり
お互いの想いを
重ね合わせるだけ重ね合わせ
そんな過程の果てに
やっとこ出来たSRXの物語を
みんなと一緒に語り合える

そんな時がやってきます

そして、明日からは
誰もみたことのないコラボ
ジャンルを越えた『ライブ感』
みんなで一緒にコラボしよう。
それは、絶対楽しい『一体感』
まだまだ間に合う
明日もココへおいでよ。ねぇ。
きっと、いや
絶対、楽しいからさぁ。

blog、mixi、twitter、
僕らなりのやり方でみんなに伝えてく
だから、
明日のSRXを『ライブ感』でつかまえて!

でわまた。
ストーリーライダーズ
佐藤だい

 

では、最後は恒例「コメントさん」の登場です!パチパチ

>雪蛍さん
そうなんです。素敵なんです。「泣いた赤鬼」
絵本とかって大人になって読み返すと
ぐっときちゃうことってありますよね。
シンプルだけど強い物語ってやはり憧れます。
青好きうれしいです。
そう。あのイラストも明日、発表です!

>altamira0さん
ドナウからこんにちわ。いつもコメントありがと。
そうなんですよ。
僕も、絵も描けないし、音楽も作れないし。
だから、こそ言葉を使って絵や音を感じたいんです。
でも、時に誤解をうんでしまうこともある不自由さ
そんな、もどかしい、でも、どこか、その不自由さのある
言葉を僕は愛してます。だって、不思議じゃないですか。
「あ」~「ん」までの組み合わせで、いろいろ出来る。
そんな言葉たちを武器に、これからもみんなに
受け止めてもらえる様な物語をハードに紡いでいきたいです。

>久那さん
東北に身を隠す以前に永川が倒れて救われました。ふふふ。
そんな永川も僕もすっかり復活しました。ご心配、感謝です。
「泣いた赤鬼」で号泣。わかります。わかりすぎます。わかるってばよ。
確かに子供の頃にみるとわからないけど
大人になると置き換えて考える力が出来て、そうさせるのかも。
自分が、相手の気持ちになって考えるとわかることがある。
そんな再発見を教えてくれてありがとう。僕もまた再読しよ。
で、イラストですよ。新展開ですよ。
それも、みんな明日の今頃には、きっときっと、です。

2010年2月5日

ぼくらはみんなついている

どもです。ストーリーライダーズ永川です。

トウキョウでは雪とか降っちゃったりして、冬っぽい今日この頃。
風邪とかインフルとか超流行ってますがみなさんは大丈夫ですか。
僕はダメです。\(^o^)/
布団で寝てたら30回くらいamazonが来たのでビビった(幻覚です)。

そんなわけで、節分は不戦敗。
深夜に豆と太巻を持ってストーリーライダーズを襲撃しようと考えていたのに!

それはさておき
公式WEBのスタッフインタビューのお話。

インタビューをまとめてるのは僕なのですが、
先日pakoさんにお会いしたところ
「俺の発言、超カットされちゃうんだけど……」
と不満気でした。

いやホント、書けることだけ喋ってください!
pakoさんは特に危ない発言が多いので全部のせられません。
でも仕方ないのでカットしたpakoさんのセリフをここにのせます。

pako「(人に)ついてるものは、描かなきゃおかしいだろ」

何がついてるのかはご想像におまかせします。
さすがプロの絵描きは違うぜ! と思ったのですが、
いろいろ誤解を招きそうなので
カットしましたごめんなさい(ここで書いたけど)

インタビューをまとめていて思うのですが、
佐藤さん、岩崎さんは順番にロジックを積み上げていって喋るタイプですよね。
「これでこれで、こうだから、こうなるんだ」
みたいな。
pakoさん、志倉さんは逆で
「○○だろ! → だって○○だし」
いきなり結論が飛び込んできて
それから、意味づけをしていく。

このタイプの違いっていうのがすごくおもしろいなーと思っています。
SRXで言ったら
ロジックでいくのが、タクト
いきなり結論に向かうのがヨウスケじゃないかな!