‘SSS’ カテゴリーのアーカイブ

2010年8月12日

夏コミドラマCD 制作編その13

category:SSS

ヒロ   「よかったねアキラさん。これでドラマCDの
      ジャケットは問題ないね」

アキラ  「ええ、でもまだカレンダーが……」

ヨウスケ 「S寄りの表情か……」

ユゥジ  「こっちもせめて写真があればよかったんだが……」

ヒジリ  「さすがにオレもオマエらのS寄りの写真なんて持ってないぜ」

石寺   「カレンダーならもう出来ている」

甘粕   「長官!いらしたんですか!?」

タクト  「もう出来ているとはどういう意味だ?」

石寺   「そのままの意味だ。私の所有するデータで
      作っておいたまでだ」

 

ユゥジ  「どれどれ、おお本当だみんなのS寄りが載ってるぜ
      しかもサブスタンスと一緒だ」

ヨウスケ 「それだけじゃないな」

ヒロ   「あーアキラさんとのツーショットまで載ってるよ!」

ヒジリ  「んだと!」

タクト  「いつの間にこんな写真を撮ったんだ……
      気づかなかったとはなんたる不覚…!」

石寺   「私には君達の行く末を見守る義務があるのだ」

カズキ  「ストーンテンプル長官はメニーに謎だらけだね」

ヒジリ  「ちょ、待て!んでオレのはアキラとツーショットじゃねーんだよ!」

カズキ  「ホワッツ!ミーのもだよ!ティーチャーがいナッシング!」

ヒジリ  「石寺テメー!!」

アキラ  「ちょっと!ヒジリくんやめなさい!!」

ヒジリ  「止めんなアキラ!んだよもー!アキラとのツーショットはないし
      しかもなんでオレだけまた水着なんだよ!今までの分取り返してんのか!」

アキラ  「ヒジリくん……水着は7月のページのせいね」

 

ユゥジ  「わあああああ!大変だアキラ!!」

アキラ  「ど、どうしたのユゥジくん!?」

ユゥジ  「1週間後……俺の誕生日だ……」

タクト  「なんだそれは!今話すべきことなのか!」

ヒロ   「それは大変だよタクト!だってユゥジが36歳になっちゃうよ!」

ユゥジ  「コラーー!!ヒロ!限定版の落書きみたいなこと言うな!!」

カズキ  「ハッピーハッピーバースデーだね!」

ヨウスケ 「ケーキでも焼くか」

ヒジリ  「誕生日が嬉しいって歳でもねーだろ」

ユゥジ  「いやいや、いくつになってもいいもんだろ誕生日は。
      せっかくだから俺の誕生日に印をつけておこう」

ヒロ   「ユゥジが浮かれてるよ」

ユゥジ  「こうしておけばアキラも忘れないだろ。
      アキラ、1週間後俺の誕生日だからな。忘れるなよ」

ヒジリ  「ずりー!オレも誕生日印つける!アキラ覚えとけよ!」

ヒロ   「ボ、ボクも!アキラさん僕11月に印つけとくからね!」

カズキ  「じゃあミーはミーのディッセンバーバースディーに印をつけるよ!」

ヨウスケ 「俺は9月だな」

タクト  「3月のページはどこだ!」

アキラ  「ちょ、ちょっとみんな、勝手に書いていいの?」

ユゥジ  「いいんだって、これはお前にやるんだから」

ヒロ   「あ、みんな、最後のページ見て」

タクト  「僕ら全員の写真だな」

ヒロ   「そうだ、いいこと考えた!ちょっとみんな」

ヨウスケ 「なんだ?」

ユゥジ  「どうしたヒロ?」

ヒロ   「あのね…ここにね……みんなでね…」

ヒジリ  「ほうほう」

カズキ  「それはベリーにナイスだね!」

ヒロ   「でしょ!」

アキラ  「なに?どうしたの?みんな」

タクト  「あー、貴方は知らなくていい」

ヒジリ  「んでオマエはそんな言い方しか出来ないんだよ」

ユゥジ  「まぁ、出来たらアキラにやるから楽しみにしてろよ」

アキラ  「え、仲間はずれ……?」

甘粕   「まあ教官、ここはやつらの好きにやらせましょう。
      きっとあなたのためにやってるんでしょうから。
      そんなことより教官、肝心のドラマCDの収録がまだですよ」

アキラ  「!!」

 

 

石寺長官のお陰でなんとかなったカレンダー。

勝手に自分の誕生日に印をつけるISたち。

彼らは最後のページに一体何をしたのか……?

yuji

 

 

 

 

 

 

 

そんなわけでとうとう明日はコミケ本番となってしまいました。

果たして彼らはこの後無事にドラマCDを収録できたのだろうか……!?

2010年8月11日

夏コミドラマCD 制作編その12

category:SSS

アキラ  「みんな大丈夫!?」

タクト  「ぐ……ソーイチロウ、貴様彼女になんてことを言わせるんだ…」

甘粕   「僕は少しでもS寄りのお手伝いを出来ればと思ったまでだ」

ユゥジ  「こいつは効いたな……」

ヒロ   「うぅ、ヒドイよアキラさん……」

カズキ  「でもミーたちまだM寄りのままだよティーチャー」

アキラ  「どうしよう……ドラマCDのジャケットもまだ撮ってないのに
      夏コミはもう明後日よ!現実的に無理だわ……」

ヨウスケ 「諦めるな。あんたが諦めない限り俺たちは戦う」

ヒロ   「戦うって……ヨウスケ戦闘じゃないんだから。でも撮影してる時間は
      もうないよね。せめてみんなの写真があればよかったんだけど……」

ヒジリ  「お!写真ならオレ持ってるぜ。オマエらの水着のな!」

ユゥジ  「なんでだよ!」

ヒジリ  「なんでって限定版小冊子でやったじゃねーか」

カズキ  「ヒジリはミーたちのナイスな生写真を出してたね」

タクト  「ヒジリ、君が持っていたいかがわしい生写真は
      僕がシュレッダーにかけたはずだったが」

ヒジリ  「んなもんいくらでもプリント出来んだろ。データ持ってんだから」

ヨウスケ 「……それでも生写真と言うのか」

ヒロ   「あ、ヨウスケがまた無駄な知識を身につけたよ」

アキラ  「ありがとうヒジリくん!それってヨウスケくん、ユゥジくん
      ヒロくん、ヒジリくん全員分の写真があるの?」

ヒジリ  「ああ、あるぜ!」

ヒロ   「え……、ヒジリくん自分の写真自分で撮ったの?
         限定版の時はボクたちのしかなかったよね……」

ユゥジ  「そういうことになるのか……」

ヨウスケ 「しかも水着か」

ヒジリ  「なっ!んなことねーよ!海でナンパしたカワイイ子に
      撮ってもらったんだよ!!」

ユゥジ  「いやいやいやいや、お前実はそんなことしないだろ?」

カズキ  「ヒジリンはこう見えて純情&寂しんボーイだからね」

ヒジリ  「な、なんだとぉ!」

タクト  「…………ふっ」

ヒジリ  「タクト!てめ笑うなよ!くそー!!」

アキラ  「みんな、ヒジリ君はみんなと違って実は水着初めてなんだから
      自分で撮ったっていいじゃない!今度からはみんなが写真を
      撮ってあげましょうね」

ヒジリ  「んだよそのフォローはー!アキラー!」

ユゥジ  「まあまあ、いいじゃないか自分で撮ったってな」

ヒジリ  「だから自分で撮ってねぇーって!!マジこの流れやめろって!
      オレいじられ慣れしてねぇんだって!」

ヒロ   「それでアキラさんが助かるんだからいいじゃない。
      あとはフェルとエピフォンの写真だね」

甘粕   「それなら僕が持っている。サブスタンスの世話も僕の仕事だからな」

ヨウスケ 「フェルやエピフォンの海での写真を持っているのか?」

タクト  「やるな、ソーイチロウ」

カズキ  「サブスタンスたちとソーイチローで海にゴーしたのかい?」

ユゥジ  「お前も結構楽しく生きてるよな」

アキラ  「よかった!これで素材が全部集まったわ
      これでジャケットを作れるわね!」

 

そんなこんなでヒジリと甘粕のお陰でなんとか出来上がったドラマCDのジャケット。

実はヒジリはゲーム中に水着姿をお披露目する機会がなかったのでした……

REDS-0101_h1

2010年8月10日

夏コミドラマCD 制作編その11

category:SSS

※本日のSSSは本当に少しですがネタバレがあります。

申し訳ありませんがTrack9までまだプレイしていない方で

ネタバレを気にされる方はご注意下さい・・・

 

アキラ  「ドラマCDのジャケットの他にカレンダーの
       写真も撮らないといけないのよ」

ヒロ   「うわぁ、大変だ」

アキラ  「しかもS寄り表情っていう指定なの……」

タクト  「なんだと!そんなものやろうと思って
      出来ることではないだろう」

ヒジリ  「S寄りって……簡単に言ってくれるじゃねーか」

カズキ  「随分とデンジャラスな指定だね」

ユゥジ  「S寄りということは、アキラの指示次第ってわけか」

ヨウスケ 「……やらなければならないことなんだろ。
       俺はあんたを信じる。アキラ、指示をくれ」

アキラ  「ヨウスケくん……でも、わたし自身どういった指示で
       みんながS寄りになるのかよくわからないのよ」

 

甘粕   「いい案がありますよ」

アキラ  「甘粕くん!?」

甘粕   「指示ではありませんが、教官このセリフを言って下さい。
      もれなく全員に効きます」

アキラ  「え?」

ヒジリ  「なんだなんだ、全員に効くって随分物騒なセリフだな」

甘粕   「僕がとあるセリフを言いますのでそれに続く形で言って下さい!」

アキラ  「わ、わかったわ。甘粕くんの後にこのセリフを言えばいいのね」

甘粕   「そうです。それではいきますよ!」

アキラ  「ええ!」

 

甘粕   「『あなたは、今回一緒に戦ったライダーたちをどう思ってるの!!?』」

アキラ  「『ただの部下でしたーー!!!』」

 

ヨウスケ 「ぐわぁぁぁ!!!」

タクト  「がはっぁぁぁ!!」

ユゥジ  「ぐおぉぉぉぉ!!」

ヒロ   「わあぁぁぁぁ!!」

カズキ  「アーーウチッ!!」

ヒジリ  「ぐあぁぁぁぁ!!」

ギューーーーーーーン!!!!!!!!!

【Death UP↑↑】

 

 
アキラ  「ちょ、ちょっと!みんな倒れちゃったわよ!」

甘粕   「さすがトウキョウからリュウキュウまで届くDeathセリフですね!
      直接目の前で聞けばさぞかし効いたことでしょう!」

アキラ  「みんな!しっかりして!!」

デュセ  「これS寄りっていうより精神的ショックのせいよね」

 

甘粕の手引きにより例のDeathセリフを言ってしまったアキラ。

アキラに面と向かって「ただの部下でした」と言われ倒れるライダーたち。

そんなこんなで今日もなにも進まないのであった・・・・・・

2010年8月9日

夏コミドラマCD 制作編その10

category:SSS

ユゥジ  「書いてあるのはこれぐらいか」

ヒジリ  「んだよ。ソーイチロウが必死になって隠すから
      もっと核心めいたものだと思ったのによ。
      結局決定打はなかったな」

ヨウスケ 「たんなるソーイチロウの過保護だな」

甘粕   「悪いか!」

ヒロ   「それにしても本当にトラックの名前以外情報がないね」

ユゥジ  「俺のだけ微妙に情報があったけどな。あれも結局
      詳細はわからないし。状況もさっぱり不明だけどな」

甘粕   「詳細な情報ではないが、ユゥジの場合でいえば『それ、ぽちっとな』は
      2回言うことになっていて、ワカメにまみれることに関しては
      ユゥジはそんなに嫌がらない。むしろ喜ぶくらいだ」

ユゥジ  「だからなんで俺の情報だけちょいちょい出てくるんだよ!
      てか、俺『それ、ぽちっとな』って2回も言うのか!?
      てか、それよりなにより俺ワカメにまみれて喜ぶのかよ!?」

ヒロ   「ワカメにまみれて喜ぶ……やっぱり二十歳すぎた人の
      嗜好ってボクわかんないや」

ユゥジ  「ヒロ!なぜさっきから俺の目を見てくれない!」

ヒジリ  「だから、ワカメの量少ないんだろ?それまみれるって言わなくね?」

ユゥジ  「だからなんでこの前からまみれるの定義にこだわる!?」

タクト  「ふむ、ヒジリが言うことも一理あるな」

ユゥジ  「あるのかよ!」

タクト  「大体その前に限定版ドラマCDでちんすこうまみれになったと
      言っていたが、そもそもあれだって大量のちんすこうがいつの間にか
      ユゥジのポケットに入荷されていただけであってまみれてはいない!
      しかも1回目などは一瞬のうちに美味しく食していたではないか」

カズキ  「シーサーのミーはヒロを美味しくイートしてたよ」

タクト  「それで言うならば本来本当にまみれていたのはヨウスケではないか!
      なんせ全身ミミガーだらけだったのだからな!」

ヨウスケ 「俺が…?真にまみれていたのは……俺だったのかっ!」

ユゥジ  「わあああああ!お前らまとめて全部めんどくせぇ!」

タクト  「ユゥジ、人の話を聞かない姿勢は如何なものかと思うぞ」

ユゥジ  「だから俺!?俺がわるいのかよ!!」

ヒロ   「それにしてもなんで『好き好き!エピフォン先輩』でユゥジがワカメと
      対峙しなきゃいけないんだろうね」

甘粕   「だからワカメに過度な期待は持つなと言ってるだろうが!
      ワカメは単なるワンシーンに過ぎないんだ!!」

ヒロ   「……お、怒られた。ボク今怒られたよ…」

カズキ  「それにしてもティーチャーはどこにゴーしてしまったんだい?」

デュセ  「あんた達が風呂だデートだギャーギャーやってるから
      呆れてどっか行っちゃったわよ……と思ったら帰ってきたわ」

アキラ  「みんな!ドラマCDの盤面のデザインが来てたわ」

cd

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒジリ  「おぉ、そういうのってもう出来てるんだ」

アキラ  「夏コミまでもう時間がないわ。みんな!まきで行くわよ」

一同   「おーーー!」

 

気づけば夏コミまであと4日!

盤面のデザインは夏らしいデザインになりました。

銀色の部分はダミーで抜きになる予定です。

2010年8月8日

夏コミドラマCD 制作編その9

category:SSS

甘粕   「以上と言ったら以上だ!他にはない!!」

ヒジリ  「オマエ何隠してやがる!」

ヨウスケ 「俺とフェルのノックは?」

甘粕   「トラック1とか2でやるかもしれないだろうが」

ヨウスケ 「……そうか、『MとSのはざまで』 ノックか
      『好き好き!エピフォン先輩』 でノックか……
      それはあるかもしれないな」

ヒロ   「そうなのかなぁ、ちっとも想像出来ないけど……」

ユゥジ  「そんなことより他のトラックもあるだろ!
      よし!ヒジリ、ソーイチロウを抑えろ!」

ヒジリ  「よっしゃー!」

甘粕   「なにをする!や、やめろお前たち!」

ヒジリ  「大人しくしろー!」

ユゥジ  「うりゃあああ!!」

甘粕   「ああーー!」

ユゥジ  「よし!取ったぁ!!」

ヒジリ  「でかした!ユゥジ!」

ヨウスケ 「いいコンビネーションだ」

ヒロ   「こんなに息のあったユゥジとヒジリくん見た事ないよ」

ヒジリ  「で、他のトラックはなんて書いてあるんだ?」

甘粕   「やめろーーー!!」

ユゥジ  「なになに……えっと、トラック3……
      …… 『はだかの気持ち』 だと!!」

ヨウスケ 「!」

ヒロ   「それってお風呂!?」

ヒジリ  「……いや、オレはまだ信用しないぜ。
      ユゥジ、他のトラックはどうだ?」

甘粕   「やめろーーー!!」

ユゥジ  「おお、トラック4…… 『妄想デート・スクランブル』 」

ヨウスケ 「妄想デート?」

ヒロ   「デートって、ア、アキラさんと!?」

ヒジリ  「妄想ってのがやっかいそうだな」
      
ユゥジ  「これで以上のようだな」

ヨウスケ 「ノックはどれなんだ……?」

 

ついに明らかになった夏コミドラマCDの全4トラック

トラック1 「MとSのはざまで」

トラック2 「好き好き!エピフォン先輩」

トラック3 「はだかの気持ち」

トラック4 「妄想デート・スクランブル」

一体どのような内容なのか?ヨウスケとフェルのノックはどのトラックなのか?

 

カズキ 「タクト、次のドラマCDにはミーたちも出たいね」

タクト  「くっ……これほどまでに虐げられるとは…」

2010年8月5日

夏コミドラマCD 制作編その8

category:SSS

ユゥジ  「好き好き?」

ヒロ    「エピフォン?」

ヒジリ  「先輩!?」

タクト   「なんだそのふざけたタイトルは!」

エピフォン「我が……先輩…?」

ヒジリ  「うわぁ!オマエいたのかよ」

デュセ  「いるわよー、あんたたちだけお嬢ちゃんと
       遊ぼうとしてズルイわよ」

アキラ  「結局みんなついてきちゃったのね……」

ヨウスケ 「一体どんな内容なのか全く見えないな」

甘粕   「残念ながらわかっているのはタイトルだけだ
       あとわかっているのはユゥジがワカメにまみれるぐらいだ」

ユゥジ  「えええっ!俺ワカメにまみれるの!?
       限定版ドラマCDのちんすこうに続きワカメ!?
       てかなんで俺の分だけ微妙にちょいちょい情報出てくるんだよ!」

ヒロ    「ユゥジはトラック1で 『それ、ぽちっとな』 って言って
       トラック2でワカメにまみれるんだね」

甘粕   「安心しろ。ワカメの量はそんなに多くはないようだぞ」

ヒジリ   「じゃあそれならまみれるって言わなくね?
       ワカメとコラボぐらいじゃね?」

ユゥジ  「そういう問題じゃないだろ!」

カズキ  「エピフォンが先輩でユゥジはワカメなんだね」

ユゥジ  「妙な混ぜ方すんな!」

甘粕   「待てお前たち。そうは言ってもそんなにワカメは出てこない。   
       ワカメに過度な期待は持つな」

ユゥジ  「全くもってきれいさっぱりワカメなくせよ!」

タクト   「ユゥジ。わがままはよくないぞ」

ユゥジ  「俺!?俺が悪いのか!?もう嫌だよお前たち!」

ヨウスケ 「他のトラックはどんな感じなんだ?」

甘粕   「…………以上だ」

ヒロ    「ええ!2つしかないの?尺は約60分でしょ?」

ヨウスケ 「少なくともオレとフェルのノックと風呂があるはずだ」

ユゥジ  「そうだ!風呂があるだろ!!」

甘粕   「いや、そんなものはない!以上だ!!」

ヒジリ  「……オマエなんか隠してんな。さてはアキラ絡みだな!
       持ってるその紙見せやがれ!」

少しだけ明らかになったトラック2 「好き好き!エピフォン先輩」 の内容。
しかしわかったのはユゥジの情報だけだった。
ユゥジとワカメはどのように対峙するのだろうか……
そして甘粕が必死に隠そうとするトラック3以降の内容とは?

2010年8月4日

夏コミドラマCD 制作編その7

category:SSS

アキラ  「みんな、これ以上進んだら女子寮だよ?」

ヒジリ  「夏の長期休暇でみんな帰省してんだろ」

ヒロ   「ボクたちだけ待機だもんねー」

ヨウスケ 「いつ敵襲があるかわからないからな」

アキラ  「そういえばそんな設定限定版の小冊子に書いてあったわね……」

ユゥジ  「というわけだ」

アキラ  「いやいや!というわけじゃないし、みんないないからって
       女子寮に勝手に入ってきていいわけないでしょ」

ヒジリ  「あり?そうだっけ?」

ヒロ   「でもアキラさんが熱出した時とかみんなで行ったよ」

アキラ  「……え?なにそれ知らないわ……」

カズキ  「ティーチャーは熱でスリーピングしてたのさー」

ヒジリ  「タクトのヤツがアキラに触ろうとして大変だったぜ」

タクト   「それは貴様だろうが!!」

アキラ  「な、なんて出入り自由なとこなのかしら……」

 

ヒロ   「ねーアキラさん遊ぼうよー。ボク暇だよー」

甘粕   「そんなに暇なら訓練でもするかヒロ」

カズキ  「ソーイチロー!」

タクト   「出たなくせ者!」

ユゥジ  「どこからいつも沸いてくるんだよ」

甘粕   「失敬な!僕はずっとお前達の後ろにいたぞ」

ヒジリ  「オマエもアキラと遊ぶ気満々じゃねーか」

甘粕   「そ、そんなことより!先ほど伝えられなかったが
       ドラマCDの詳細が送られてきてたぞ」

アキラ  「それって内容のこと?」

甘粕   「ええ。各トラックのタイトルが書いてありました」

ヨウスケ 「今回はオムニバス形式って言ってたな」

タクト   「くっ……またドラマCDの話か」

カズキ  「ミーたち出れなくて悲しいけどツリーになるね」

 

ユゥジ  「どんなタイトルなんだ?」

甘粕   「まずはトラック1、『MとSのはざまで』 」

ヒジリ  「MとSぅ?」

ヨウスケ 「メインスタンスとサブスタンスのことか?」

ヒロ   「どういう話なんだろうね?」

甘粕   「ちなみにユゥジが 『それ、ぽちっとな』 というのはこのトラックだ」

ユゥジ  「本当か?俺は 『MとSのはざまで』 で 『それ、ぽちっとな』 と
      言うのか?どんなシチュエーションだよ……」

甘粕   「そして問題は次だ。トラック2……」

ヒロ   「問題?」

ヒジリ  「なんだよトラック2は」

甘粕   「……トラック2……『好き好き!エピフォン先輩』」

タクト   「なっ!」

ヨウスケ 「なにっ!」

ユゥジ  「好き?」

カズキ  「スキ?」

ヒロ   「エピフォン?」

ヒジリ  「……先輩っ!?」

 

徐々に明らかになっていくドラマCDの内容。

 トラック1「MとSのはざまで」。これはヨウスケの言う通りメインとサブのことなのか

ユゥジは一体どんな絶妙なタイミングで 「それ、ぽちっとな」 というのか?

そして問題のトラック2 「好き好き!エピフォン先輩」 まさかのエピフォン主役なのか?

はたしてエピフォンの声はちゃんと聞こえるのだろうか!?

2010年8月2日

夏コミドラマCD 制作編その5

category:SSS

いつの間にか水着になっていたカズキを除き着替えに行ったISのメンバー。
その間にアキラはフェルとエピフォンの写真を撮ろうとしていた。
そんな平和なビーチに突然レッドアラートが鳴り響く!!

 

近江   「こ、これは、レッドアラート!!」

甘粕   「まさかまたグランバッハか!?」

但馬   「しつこいなぁ、アンカーの威力足りなかったのかな」

駿河   「違うみたい」

カズキ  「別のお客さんだね。イッツ・リュウキュウ・スノーだよ!」

アキラ  「これは!雪!?」

 

リーブス 「ククク……久しぶりだねえ、青の世界の人間たち」

アキラ  「あなたは、リーブス!?」

甘粕   「ナイトフライオノートの幹部がなんの用だ!!」

リーブス 「ふん、忌々しい人間たち。話は聞いたわよ!」

カズキ  「一体何のことだい?」

リーブス 「夏コミのドラマCD……フェルが出るんでしょ!!」

アキラ  「え……?あ、うん」

近江   「グランバッハといい、ナイトフライオノートの幹部たちは
       どうしてそんなに早くこちらの情報を知っているんだ」

但馬   「石寺あた、石寺長官あたりが流してるんじゃない?」

 

リーブス 「……ドラマCDのジャケット…グラビア撮影もやってるんでしょ?」

アキラ  「グラビアというか、ただ写真撮るだけなんだけど……」

リーブス 「それ水着?」

アキラ  「いえ、フェルとエピフォンはいつもどおりよ。
       水着持ってないし……」

リーブス 「でもイベント限定セットのポスターは撮りおろしなんでしょ?」

アキラ  「え、ええ、みんなで撮った写真ね」

リーブス 「…………買うわ」

アキラ  「…………え?」

リーブス 「100セット買うわ!100セット寄こしなさい!!」

甘粕   「なんだと!?」

アキラ  「無茶よ!ただでさえ500セットで少ないと言われているのに!
      400セットになってしまうわ!」

フェル  「おおいアキラ!呼ばれたから来たぜ!って、なんだこの雪!?」

リーブス 「フェル!!」

フェル  「リーブス!おまえ何やってんだ!?」

リーブス 「フェル、会いたかった!イベント限定セットを買いにきたんだよ!」

アキラ  「だから100セットも無理よ!」

フェル  「なんかよくわかんねぇけど、かわいこちゃんが困ってんだろ
      雪降ってさみぃし、おまえ帰れ!」

リーブス 「なっ!……小娘、またあたしのフェルを奪うの!」

アキラ  「え?なにがなんだか……」

リーブス 「許せない……!許せない、許せない、許せない、許せない
      許せない許せない許せない許せない!」

近江   「わぁ!雪が吹雪にっ!」

カズキ  「は、は、は……プリティッシュ!」(クシャミ)

リーブス 「小娘!今日のところは引き上げるわ!そのかわり……
      せめてドラマCDは通販しなさいよ!!」

 

甘粕   「……行ったのか…?」

フェル  「なんだったんだ、あいつ?」

カズキ  「とんだスノーレディーだね」

 

ヒロ    「アキラさーん!みんな着替えてきたよ!」

タクト   「ヨウスケがどうしてもと言うのでな、致し方なく
       僕も水着に着替えてきた。だがこれで撮影後遊泳だろうが
       スイカ割りだろうがなにがあっても対処は出来る状況だ」

ヒジリ  「アキラー!早く撮影してオマエも水着に……って、寒っ!
      なんで雪降ってんだよ!」

甘粕   「リーブスの襲撃があったんだ」

ヨウスケ 「なんだと!」

ユゥジ  「おいおい、吹雪じゃないか」

アキラ  「ちょっとこれは……撮影も遊ぶのも無理みたいね」

一同   「!!!!!みずぎーーーーーーー!!!」

甘粕・近江 「ワンピースーーーーー!!!」

タクト   「スイカ割りーーーー!!!」

 

思わぬ敵襲で一気に極寒となってしまったリュウキュウLAG。

ジャケット撮影も皆が必死の思いで勝ち取ったアキラの水着もなくなってしまった。

この日ライダーたちと補佐官、オペレーターズは打倒紅の世界を

心に強く誓うのであった……

2010年8月1日

夏コミドラマCD 制作編その4

category:SSS

一同   「み・ず・ぎ!み・ず・ぎ!」

アキラ  「き、着ないわよ」

ヒジリ   「んだよ!かてーな!」

カズキ  「こんな暑い日は海でレッツスイムだよティーチャー!」

ヒロ    「アキラさん海冷たくて気持ちいいよ!」

アキラ  「うっ……」

ヨウスケ 「ちょうど昼時だしビーチでメシも食おう」

アキラ  「ううっ……」

ヨウスケ 「スイカも冷やしておこう」

ユゥジ  「おっ、スイカ割りやるか?」

アキラ  「うううっ……で、でも撮影終わったらこの間の戦闘の
       報告書書かないと……」

甘粕   「僕が手伝いましょう」

アキラ  「うううう~~~」

タクト   「ええぃ!着るのか着ないのかはっきりしろ!」

アキラ  「くっ…なんて高圧的な……ま、負けたわ……」

ヒジリ  「よっっっっしゃぁああああ!!!」

ヒロ    「わーい!アキラさんいっぱい遊ぼうね!」

アキラ  「あぁぁぁぁ、仕事しなきゃいけないのになぁ…
       でも海…ビーチでゴハン…スイカ割り……うぅ、負けたわ…」

ユゥジ  「息抜きも必要だぜ、アキラ」

ヨウスケ 「あんたは仕事のしすぎだ。たまには思いっきり遊べ」

アキラ  「わかったわ!仕事はまた明日から頑張る!
       そうと決まったらまずは撮影ね!ヨウスケくん、ユゥジくん
       ヒロくん、ヒジリくん水着に着替えてきて頂戴」

ヒジリ  「えーアキラの水着はー?」

アキラ  「まずは撮影が先です」

ユゥジ  「んじゃまぁ、俺らは着替えてくるか」

アキラ  「その間に先にフェルとエピフォンを撮っておくわ
       フェルー!エピフォン!ちょっとこっちに来てー!」

ヨウスケ 「行くか」

ヒロ     「うん。行こう」

ヒジリ   「ちぇっ、アキラの水着はまた後でかよ」

タクト    「…………」

ヨウスケ 「……タクトも行くぞ」

タクト    「なっ!なぜ、僕まで着替えに行かなければならない?
       ぼ、僕はドラマCDに出演しないんだぞ!」

ヨウスケ 「撮影後みんなで遊ぶだろう。タクト、お前も
      水着にならないと一緒に遊べないぞ」

タクト    「だから!なぜ僕が一緒に遊ばなければならないんだ!」

ヨウスケ 「わかった。行くぞ」

タクト    「ヨウスケ!人の話を聞け!」

ヒジリ  「ホント、めんどくせーヤツだな」

ヒロ   「まぁ、それがタクトだからね」

 

そんなこんなでついに陥落したアキラ。そしてようやくジャケット撮影がはじまった。

撮影のため水着に着替えに行ったヨウスケ、ユゥジ、ヒロ、ヒジリ。そしておまけのタクト。

果たして撮影は無事に終わるのであろうか?

2010年7月31日

夏コミドラマCD 制作編その3

category:SSS

IS    「み・ず・ぎ!み・ず・ぎ!」

アキラ  「な、な、な……」

甘粕   「ちょっと待てぇ!!」

アキラ  「甘粕くん!」

甘粕   「お前たちは教官に何を言っているんだ!」

ヒジリ   「ちっ、うるせーのが来たな」

近江   「教官に、み、水着を強要しないで下さい!」

ヒロ    「えー、でもアキラさん水着だったら一緒に海で遊べるよ?」

近江   「!!」

但馬   「僕、教官と一緒に海で遊びたいでーす!」

駿河   「遊びたいです」

ユゥジ  「よし!お前らこっちこい!」

但馬   「はーい」

駿河   「はい」

近江   「なっ!?」

タクト    「ふっ、これで8対3だな」

ヒジリ   「つかオマエらアキラの水着見たくねーの?オレ以外のISなんて
        みんなショウナンで水着のアキラ見てんだぜ?オ、オレだって
        オレだってアキラの水着が見てーんだよぉお!!」

ヒロ     「だからヒジリくんなにも地面に突っ伏して泣かなくても……」

ヨウスケ 「お前たちはいつもよくやってる。だから、たまにはいいだろう」

甘粕   「……!」

近江   「……!」

甘粕   「…………カズキ、ひとつだけ聞かせてほしい」

カズキ  「なんだい?ソーイチロー」

甘粕   「お前が持ってる教官用の水着は……ビキニか?ワンピースか!?」

一同   「!!!」

 

カズキ  「…………」

甘粕   「どっちなんだっ!?」

ユゥジ  「……どっちだ?」

ヨウスケ 「……」

ヒロ     「……」

 

カズキ  「ティーチャーの水着は……」

ヒジリ   「ビキニこい!ビキニ!」

タクト    「……////」

 

カズキ  「ワンピースだよ!!」

甘粕   「わかってるじゃないか!!」

近江   「よし!」

アキラ  「…………」

 

タクト    「ふふっ、これで10対1だな。どうするんだ?教官殿」

一同   「み・ず・ぎ!み・ず・ぎ!」

アキラ  「くっ、こんな一体感見た事ないわ……」

 

援軍がきたと思ったら敵が増員しただけだったアキラ。

そしてやっぱりジャケットの撮影は一向に進まないのであった。