2013年5月15日

『STARDUST LOVERS』は彷徨う

category:制作

まずはこの場に足を運んで頂いた『Odd-I’s』ファンの皆さまに 

彼らの観察者として、厚く御礼を申し上げたい。

まだまだ名も知られていない弱小ロックバンドが、このような形で、

活動の軌跡を残せる場を得られたのは

ファンの皆さまからの熱い声援があったからこそである。

 

しかし同時に、いや、だからこそ、歯がゆくも思っている。

本来ロックバンドであるならば、ファンの熱には音楽で応えるべきだと

私は考えているからだ。

 

音楽は魂である。

その魂がファンの熱で焦がされたときこそ、ロックが産まれる瞬間だ。

 

魂と熱のぶつかり合う場所とは?

それはLIVEしかないだろう。

 

しかし残念ながら、ニホンを守る『スカーレッドライダー』という二面性を持つ『Odd-I’s』は

現在、長期作戦実行中でLIVEという形でファンの熱に応えることが難しい状況にある。

もどかしい限りだ。

 

しかしマネージャーの麻黄教官とともに、ファンの皆さまの熱に答えるべく

『Odd-I’s』は色々と画策しているようだ。

新曲『STARDUST  LOVERS』も、その形のひとつである。

この新曲から、現在進行形の彼らの魂を少しでも感じ

そしてさらに熱を持って頂ければ幸いである。

 

この文章を書きながら私はひとつの仮定を得た。

これを読んでいる貴女たちはもう『Odd-I’s』のファンではない。

貴女たちは『Odd-I’s』を導く、星屑のひとつである。

 

夜空に広がり光り続ける星屑。

そのまばゆくも優しい光に導かれ、弱小ロックバンド『Odd-I’s』は歩き続ける。

時に立ち止まり、傷つき、転がり落ちても、それでも彼らは歩き続ける。

星屑の光を求めて。

 

その光は貴女たちの愛だ。

愛の光は輝き続け、絶えることはない。

それがどんなに小さな光だとしても、輝き続ける限り

彼らは貴女たちを見逃さないだろう。

 

 無口な夜 海に映る 星屑を集めた 

 孤独な程小さな光 やがて 何より強く輝く星になるのだろう

 (『STARDUST  LOVERS』 歌詞より)

 

愛を集める『Odd-I’s』は強く輝く星になれるか?

本当のロックに出会える日はもうすぐなのかもしれない。

 

                                以上

テキスト:甘粕ソーイチロウ

 

※ 本テキストは昨日まで行われていましたufotable DININGの

ポストカードに寄稿頂いたものですが、氏の強い要望により

記念すべき『STARDUST LOVERS』一般発売日の今日

こうして全国の皆さまにお届けすることとなりました。


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