こんにちは。はじめまして。
脚本を書いてます、福島直浩です。
このブログの更新は5月1日なんですが、
実は本当に、友人の妹の結婚式の二次会に行くことになって、
普段あまり着ないスーツを慌てて引っ張り出しているところです。
その用意をしながらで恐縮ですが、
私が担当した店舗別予約特典ドラマCDのことを書いてみます。
ヨウスケ×フェルナンデス 『誰がための手料理』 (メッセサンオー予約特典)
この二人の会話は書いてて楽しかったです。
なんせフェルナンデスがぐいぐいと話を引っ張ってくれるので、
会話がテンポ良く進んでいきます。
やはり、素直な熱血男は頼りがいがある。
――が、しかし!
そんなフェルナンデスも、今回は密かなある想いを企てています。
物静かなヨウスケがそれに気づき、探り、どんな反応をするのか。
ヨウスケのしれっとした切り返しに、さらにフェルナンデスのとった行動は・・・!
という風に、もし話がうまく転がってたとしたら、それはフェルナンデスのおかげです。
竹本英史さんによるフェルナンデスの“ぐいぐい”と、
鈴木達央さんによるヨウスケの“しれっと”にご期待ください。
にしても、この前買った明るいグレーのネクタイが見つからないな・・・。
ヒジリ×エピフォン 『聞いてしまった言葉』 (アニメイト全店予約特典)
本編のプロットにおいて、私はヒジリ担当だったのですが、
この二人で会話劇をやるのは新鮮でした。
エピフォンは、非常に純粋な男です。
その純粋さは時に、真面目すぎるという面白味につながります。
そして、相手はあのヒジリです。
何をどうしたってヒジリに振り回されてしまうエピフォン・・・、
藤原祐規さんによるエピフォンが、KENNさんによるヒジリに翻弄されまくります。
そして本編中では色々ある二人ですが、普段本音ではお互いをどう思っているのか。
二人のアキラへの想いは・・・。
そんな二人の関係を見届けてもらえたら、と思います。
できれば、本編をしばらくプレイした後で聞いてみてください。
・・・今回、このドラマCDは「メインスタンスとサブスタンスの関係」を描いています。
この双方の関係というのは、なんか微妙な関係なのです。
“共に戦う相棒”とは言っても、メインスタンス同士の関係とはまた違う。
異人種で相容れない部分もあるけど、でも相手のことは自分が一番知っている。
学生で言えば、“クラスは違うけど、あいつとは友だち”という感じでしょうか。
普段同じ教室にはいないけど、部活が一緒、帰る方角が同じ、去年同じクラスだった・・・
・・・みたいな。地区予選に出る時は必ずバッテリーを組むゼ、的な。
こうした友人は、たまに会ったりすると、
違った味わいの会話になったり、変に本音が露出してしまったりします。
そんな、普段の生活で気づきにくく、こっ恥ずかしくて表に出したがらない気持ちを、
このドラマCDの中では少し覗き見できると思います。
その辺りを、楽しんでいただけたら幸いです。
と、こんな感じで、
大さんのフリから始まり、
ストーリーライダーズ武田さん、加川さん、永川さんから手渡された4日間の短期連載、
その締めくくりとさせていただきます。
ありがとうございました。
無事ネクタイも見つかり、着替えも完了しましたので、いってまいります。
私も、めったに会わない友人と話してまいります。
では。