第30位 『ずっきゅーん』
早瀬アサノ
2017年7月29日(土)
第4章「俺達の世界は腐っている。」より
ちょっと、流行語大賞なんて言うからどんな良い言葉が出てくるかと思ったら、いきなりこれなの?
確かに拍子抜けであるな……これでは流行語大賞と言うよりも、残念語大賞と言うべきではないか?
ちょっと、どこが残念だっていうのよ! 『ずっきゅーん』って良いじゃない。まさに、ずっきゅーんって感じでしょ!? むしろもっと上の順位でもいいと思うんですけど!
いや、かなり痛々しいと思うぞ。
そうかなー? ゆーのはお姉ちゃんっぽくていいと思うけどな。なんだか聞いているこっちまではーとがずっきゅーんってくだけちゃいそうだしねー。
ユウノさん、それフォローになっていないと思います……でも、最初からこの調子だと、なんだか先が思いやられますね。
第29位 『ストップ、変態行為』
ユーリー・ダヴィードヴィチ・シャラポフ
2017年7月22日(土)
第3章「俺達の世界は踊っている。」より
おお! パーパなのだー! すごいのだー! カッコいいのだー!
ホホウ。このワタシの発言が流行語大賞という訳か……それは実に興味深いと言わせてもらおう。
うわ、ユーリーさんいたんですか!? っていうか、別に流行語大賞になったわけではないですから! まだ29位ですし。
ユーリーって、もうちょっとまともな科学者かと思ってたんだけど、なんか残念な感じよねぇ。
まぁ、変態と中二の昔馴染みなのだから、中身がポンコツ科学者でも別に驚かないわね。
ポンコツかはともかくとして、僕が初めて聞いたユーリーさんの言葉がこれでしたからね……なんにしてもインパクトのある出会いではありました。
第28位 『のじゃ子』
さぶちゃん民、他
2017年9月24日(日)
プラスエピソード05「俺達の出展わ終っている。」より
ハオチャーーー! こ、これは妾のことなのじゃ! まさか妾の存在がネット上を席巻することになるとは……やはり歴史が大きく動き出したということなのじゃな……
くらげちゃんもいたんだ……まぁ、別にいいけどね。
ホホウ……さすがは我が半身、と言ったところか。だがこの我輩を超えることは叶わぬぞ。諦めるがよい!!
クックック……兄者は常に妾の一歩先を行く存在じゃからのう。じゃが、この『くらげ3号』の名が愚民どもの魂に刻み込まれたことで、さらなる進撃が始まるやもしれんぞ……イルカ2号とくらげ3号、合わせて5号なのじゃ!
まぁ、実際にはくらげ3号じゃなくて、のじゃ子として認識されちゃってるけどね……
あ、だったら、のじゃ子5号って名前にしちゃったらどうかなー?
それはもう、何も原型が残ってないけどね。
第27位 『ワイセツ男』
尾張世界
2017年8月2日(水)
第5章「俺達の世界は回っている。」より
おや、ワイセツ男の登場かい? こいつの名付け親はこの俺だから鼻が高いねぇ
うえー、こいつにはいい思い出が無いんですけどー。
まぁ、名前がワイセツ男ですからね……いい思い出がある方が怖いですって。
それにしても、あの状況で『ワイセツ男』と命名したのは流石であったな……我輩、出遅れてしまってちと悔しいぞ。
まぁ、日ごろからモザイク系にはちょっと精通しているからねぇ。それにいざ、対決するにあたって、相手の名前が無いとイマイチ決まらないだろう?
まぁ、相手の名前がワイセツ男になった時点で、どうにも決まらないとは思うけど。
第26位 『みんなハリツケ』
タチアナ・アレクサンドロヴナ・シャラポヴァ
2017年7月31日(月)
第6章「俺達の世界は滑っている。」より
おお! これはターニャの名ゼリフなのだー! 可愛い美少女のターニャにハリツケにされるやつはラッキーだぞ。
それでいうなら、パーパ―はもう既にターニチカの魅力にハリツケだよ。
おお、さすがはパーパなのだ! ターニャはパーパ―の娘だからなー。イッショー、ハリツケにしてあげるのだー!
それって、どんだけ重い罰だよ……
フフフ、可愛いターニチカに一生ハリツケにされるのであれば、父親として思い残すことは無いよ。
わぁ、ゆーりーさんいいなー! ゆーのもたーにゃんにはりつけにされたいよー!
第25位 『その涙は勇気の証』
午前零時
2017年8月2日(水)
第7章「俺達の世界は狂っている。」より
こ、これは……
さむ……
ちょっとキツイわね……何の臆面もなくこんなセリフを言えるなんて、さすがはラノベ男といったところかしら?
おいおい零時くん。こんなところで、こんな真面目なセリフをぶち込んでくるなんて、君はまるで趣旨が分かってないようだね? 君にはがっかりだよぉ。
いやいやいやいや! 別に僕が選んだわけじゃありませんし! っていうか、そもそも趣旨ってなんですか!?
れーじくん、もっとばらえてぃを意識しないとだめだよー。
左様! こんなセリフでは笑いは取れぬぞ!
いや、流行語大賞に笑いいります!? 普通にいいセリフじゃないですか! な、そうだよな、タチアナ? 感動しただろ?
ターニャ、こんなこと言われたのか? まるで覚えてないぞー。
お、おい……嘘だろ。
第24位 『ジャッジメント7など不要である』
イルカ2号
2017年8月5日(土)
第9章「俺達の世界は偽っている。」より
ホホウ……これは我輩の熱き魂の叫びではないか? どうだレイジーよ、これこそが真の言霊という物だ。恐れ入ったか?
いや、これも笑いとれるセリフじゃないですよね? さっきと言ってることがまるで違うじゃないですか!
クックック……漢の言葉というのは、その背中に何を背負っているかで価値が決まるものであるからな。青二才のお前には分からぬだろうが。
いや、むしろジャッジメント7にアンタが不要だから。
そうね。嫌なら勝手に出てってくれないかしら?
うーん、ゆーのにはジャッジメント7は必要だから、イルカさんの言ってることにはさんせーできないかなー。ごめんねー。
イルカ、さらばなのだー。
ちょ、ちょっと待テェェェェイ!! このセリフには前後の流れがきちんとあってだな! この一部分だけを切り取って、そのまま受け止められても困るのであるが!!
発言の一部だけ切り取られて拡散してしまう、ネット社会の怖いところですね……
第23位 『ふぁいてぃんぐ』
早瀬ユウノ
2017年7月16日(日)
プロローグ「俺達の世界は始っている。」より
微妙なのが続いたからかしら、ユウノが出てくるとなんだかほっとするわね。
えー、そうかなー? ゆーの的には『ふぁいてぃんぐ』よりも『がんばりんぐ』の方がおすすめなんだけどなー。
何にしても、やっと流行語大賞っぽい流れになってきましたね!
ちょっと零時! アタシの『ずっきゅーん』だって、ユウノの『ふぁいてぃんぐ』に負けてないでしょうが! どっちも平仮名で言ってるんだし!
平仮名で言ってるってなんですか!? 言葉にしてるんだから、片仮名とか平仮名とか関係ないですよね?
えええええ!? ゆーのはちゃんとひらがなで言ってるつもりだったのに、れーじくんには伝わってなかったんだー! ……それはちょっと、かなしーなぁ。
え、あ、その……なんかすみません。
第22位 『モーレツおばかさん』
まもりさん(仮名)
2017年9月7日(木)
プラスエピソード03「俺達の開発わ終っている。」より
ついにわたくしの出番ですわね。お待たせしましたわ、れーくん。
あ、やっぱりまもりさんもいたんですね。もう別に驚きませんけど。
それにしても、モーレツとはまもりくんも中々に古風なところがあるねぇ。
大和撫子たるもの、正しい日本語を使うことを心掛けておりますから当然ですわ。
正しい日本語というか、モーレツってもう死語ですよね? 流行語大賞じゃなかったんですか、これ?
流行とは巡り巡るものであるからな。モーレツが時代の最先端になる時が来ないとは限らんぞ?
ええ。モーレツは今、とびっきりにトレンディーな言葉ですわよ、れーくん。
そうだぞ、まったくれーくんはモーレツにおばかさんだねぇ。
第21位 『女の子に恥をかかせないでよ』
早瀬アサノ
2017年7月29日(土)
第4章「俺達の世界は腐っている。」より
いや、このセリフが既に恥だろう。
ウム、実に盛大な恥である。さすがは残念クイーン・アサノ。見事である!
そもそも、今どきこんなことを言う女がいることが驚きよ。恥を知りなさい。
はぁ!? どうしてアタシの時だけ全否定なのよ! まもりのモーレツよりは順位が上なんですけど! イエーイ!
アサノ、大人げないのだ……
く、口惜しいですわ……まさにチョベリバな気分ですわ。
っていうか、女の子に『恥をかかせないでよ』なんて言われたら、零時だって嬉しかったわよね! ずっきゅーんってなったでしょ! 
い、いや……どちらかかと言うとドキュンな気分になりました……
ドキュンってなんでよ!? アタシに恥をかかせるんじゃない!
次項は、第20位~第11位を発表!
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