第10位 『もうすぐ世界が始まる』
謎の少女
2017年7月16日(日)
プロローグ「俺達の世界は始っている。」より
これは……なんともコメントしがたいねぇ。だって、これを聞いたのって零時くんだけなんだろ?
まぁ、そうですね……僕たちの夏の始まりという意味ではとても大事な言葉だとは思うのですが、流行語って言っちゃっていいもんですかね?
甘いぞレイジー! 流行とは自ら作り出すもの! 使い続けることに意味があるのだ!
なかなか妾のソウルにビンビンと訴えかけてくるフレーズなのだ。でももっとインパクトを出すのであれば、語尾に『のじゃ』をつけることをお勧めするのじゃ!
『もうすぐ世界が始まるのじゃ』って、謎の少女じゃなくて、謎の老婆になっちゃうけどね……
第9位 『灯台モトクロス』
タチアナ・アレクサンドロヴナ・シャラポヴァ
2017年8月18日(金)
第13章「俺達の世界は極っている。」より
…………
あ、たーにゃん寝ちゃったよー。せっかくたーにゃんの出番なのに。おーいたーにゃん、もうちょっとだからがんばりんぐだよー!
ムニャムニャ……ユーノ、ターニャはここだぞ。まさに灯台もとくらし、なのだー。
ちょ! 普通にちゃんと言えてるじゃん! 寝言だけど!
なんだ、レージ、騒がしいぞ。いったいなんなのだ?
いや、ちゃんとタチアナが『灯台下暗し』って言えるから驚いたんだよ。
レージは相変わらずお馬鹿さんだな。灯台モトクロスを灯台下暗しなんて間違えて、よく大学生になれたと感心するぞー。
…………
第8位 『れっつ、ぜつりん』
早瀬ユウノ
2017年7月18日(火)
第2章「俺達の世界は変っている。」より
おお、またまたゆーのの登場だよ! それもお気に入りの『れっつ、ぜつりん』で8位だなんて、なんかうれしーなー!
うむ、さすがはユーノだ。このグレイトフルな言葉には95点をあげようではないか!
わーい! 100点まであともうちょっとだよ! これもれーじくんがぜつりんなおかげだね! ありがとーだよー!
ユウノさんはもう、そのままでいい気がしてきました……
第7位 『面白くて死にそう』
結城七罪
2017年7月16日(日)
第1章「俺達の世界は漲っている。」より
だんだん、自分の発言がランクインするのが怖くなってきたわね……でも、まぁ、これなら納得というところかしら?
正直言って、最初のころは七罪さんにこう言われると、本気で死にたい気持ちになってました……
分かるわ。七罪って基本的に根暗だから、声を聞くだけでこっちまで死にそうなくらい鬱な気分になるもんね……
あら、私もあなたの歌を聴くと死にそうになるわよ。気が合うようで良かったわ。
第6位 『ブラは脱ぎたてに限る』
尾張世界
2017年7月18日(火)
第2章「俺達の世界は変っている。」より
まさに、その通り!
激しく同意なり!
脱ぎたてか、脱ぎたてじゃないかと問われれば、脱ぎたてだろうな。科学的にも。
ユーリーさん、まだいたんですね? ま、まぁ、その気持ちは分からなくもないですが、職場で社長がする発言じゃないのは間違いないと思います。
まったく、ウチの男どもときたら、本当にどうしようもないんだから!
変態菌の感染拡大は深刻ね。火炎放射器ってネット通販で買えるのかしら?
でもでも、ゆーのもぶらは脱ぎたてに限るに一票だよ!
第5位 『ゴミサキ』
発言者不明
発言時期不明
プラスエピソード06「俺達の日常わ終っている。」より
これは不本意ながら本当に流行っているみたいです。とはいっても、僕の大学限定ですけど……
そうね、教授たちの間でもこの噂は問題視されているから、ゴミサキなる学生を見つけたら報告するようにって言われているわ。たぶん見つかれば退学は免れないでしょうね。
まぁ、そんなひどい男子が、れーくんとまもりの愛の学び舎にいらっしゃるのですか? それはなんとも恐ろしいことです。
はい、本当に恐ろしいことです。
第4位 『ジャッジメント・タイム』
尾張世界
2017年8月12日(土)
第12章「俺達の世界は憤っている。」より
おやおや、こいつが4位かい? 俺はてっきりこの『ジャッジメント・タイム』こそが流行語大賞の1位になると思ってたんだけどねぇ。
そうですね。なんだかんだ言って、この言葉を聞くと気持ちが高まりますから、1位に相応しいのはこれくらいしかないと思うんですけどね。
それにこの言葉を聞くと、頭の中でノリノリな音楽が流れてきて、思わず歌いだしたくなるくらいにテンションが上がるのよね。ホント、不思議なんだけどさ。
私も尾張が口にした言葉の中で、唯一これだけは認めてあげるわ。
ゆーのも、じゃっじめんとたいむって言葉、大好きだなー! 聞いただけですっごいワクワクしてくるよねー!
正直言って、ジャスティスオージの次くらいにはカッコいいからな、天才のターニャも認めてやるのだー。
まさしく『ジャッジメント・タイム』こそが我々の魂を熱く燃えたぎらせる覚醒のパスワァァァド!
これだけ全員が絶賛する『ジャッジメント・タイム』が4位ってことは、上位3位も期待していいんじゃないでしょうか?
第3位 『私の胸を揉みなさい』
結城七罪
2017年9月26日(火)
プラスエピソード07「俺達の現実わ終っている。」より
ちがぁぁぁう!!!! っていうか、どうしてこれが3位なのよ! こんなの認めない! 絶対に認めないんだから!!
そうか! これがあったか。まぁ、これだったらジャッジメント・タイムが負けるのも納得だねぇ。
ウム。ジャッジメント・タイム以上に魂がたぎるのは間違いないからな。実に納得である!!
いいえ! 間違いよ! こんなの間違いに決まっているじゃない!
ナツミン、人っていうのは思わぬところで本音が出るものなのよ。もう、認めちゃいなさいよ!
す、すごいのじゃ……七罪しぇんしぇーはまさに大人の階段を駆け上った存在。小童の妾にはとても追いつくことなど不可能なのじゃ……
なっちゃん、がんばりんぐだよ!
七罪、アンタ、本当に残念よ。
第2位 『ナイネ』
イルカ2号
2017年7月16日(日)
第2章「俺達の世界は変っている。」より
だから、アタシは残念じゃない! 残念なのは七罪でしょうが!
いや、七罪は残念ではあるまい。むしろ『母乳が出る』とか『胸を揉め』とか、ジャッジメント7のスタッフの鑑ともいうべき発言の数々を俺は大いに評価しているからねぇ。
それに引き換え、アサノは『ナ』『イ』『ネ』の3文字でその全てを表現できてしまうほどの残念っぷりだからのう。まさに天と地の差であるぞ。
だから、アタシは残念でもナイネでもない!
いいえ! 貴方はどこからどう見てもナイネよ! ナイネの女神と言っても過言ではないわね! さあ、一緒に地獄へ堕ちましょう! こうなれば、死なばもろともよ!
ちょ、ちょっと! 七罪、アンタちょっと落ち着きなって!
次はいよいよ第1位ね。誰がどんな地獄を見るのか楽しみになってきたわ……フフフフフ。
第1位 『我は絶倫の王!』
尾張世界
2017年7月18日(火)
第2章「俺達の世界は変っている。」より
って、僕じゃないですか! この儀式のことはすっかり記憶から消してたので忘れてました!
ようこそ地獄へ……ブラ男。
ウム。思い返してみれば、実に順当な第1位であると言えよう。なんせ、レイジーの唯一の見せ場であったからな。
そうね。ブラ男には随分と楽しませてもらったから、まぁ、アタシ的にはこれが1位でもいっかなー。
レージ、よくやったのだー。いーこいーこをしてやるぞー。
れーくん、トレンディーですわよ!
えっと、まぁ、実に君たちらしいオチって感じで、いいんじゃないかな。ほら、レージっち、どんな形であれ1位ってのは大したもんよ!
だが、このセリフを考えたのは俺だからさ。第1位の栄光は俺の物ってことなんだけどねぇ。
だったら是非ともこのセリフ、自分で言ってほしかったです! あとブラジャーも自分で着けてくださいね!!
いや、俺もブラはそれなりに嗜むが、身に着けるのは流儀に反するのでねぇ。零時くんがいてくれて本当によかったよ。
れーじくん、れっつぜつりんだよ!
レイジーさん、平凡そうな顔をして実に恐るべき男なのだ……妾の左腕に封じられた邪神も恐れをなしておるぞ。
やはりレイジもオワリと同じとんでもないヘンタイであったか……ターニチカのお世話係は解任したほうがよさそうだね。
やっぱり零時くんは私が見込んだだけはあるわね。今度その格好で尾張くんに迫ってちょうだい! ぜひ、お願いよ!
ほほう、葉子くん。それはなかなか興味深い提案じゃないか。俺としてはウェルカムだよぉ。
ぜんぜん興味深くなんてないですから! っていうか1位が発表になったんですから解散しましょう! はい、終了! 撤収してください!!
新世界流行語大賞、これにて閉幕!
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